…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2000年10月

…*肝心な時に失敗する自分* …

at 2000 10/02 15:29


あぁ〜…大好きな秋の第一歩..
がこのようなタイトル…。

しかし、自分に対してもやっぱり公平に
怒ろうと思う…。

失敗は失敗…。そう思う(−−;

こういう失敗って滅多には起きないこと
なのだけれど、やっぱり起きる…。

どこか慎重さを欠いて…落ち着きを失って
いたのだろうか…。

昨年、東海村原発での臨界事故(人的ミス)
で大きな被害があった…。
バケツであのウランを処理していた
という信じられない杜撰さが招いた
起こるべくして起きた事故…。当然人々の
糾弾を受けた…。

今年に入ってからは雪印の集団食中毒事件
が発生し、これもマガジン内でも取り上げた
題材であった..。

今回の手続きミスは、完全に私自身のミス。
これは猛省と自分にチクチクと夕べから
言っている…。

…申し訳けありません..ごめんなさい…。
この言葉しかでてきません…。
あぁ〜…恥ずかしいぃ〜〜★(−−;




Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*夜想曲…* …

at 2000 10/02 22:20



ピアノのキー…に指を置く…
PCのキーボードと違い音が直ぐに
響き合う…

10本の指で奏でる曲はささくれ立っていた
ちょっと不貞腐れた私を優しく包み始める…

意のままに音を出せる喜び…
これも秋には似つかわしい…

夕方…闇に入りかけの時…夜想曲は
その光と闇の狭間で微妙な空間を紡ぎ出す

今日のように曇りがちで冷たい秋雨の夕べ
などにも良く似合う..少し重たげな香り
のする曲…。

Chopinはこの曲を何を思って作曲したのか
思いを馳せてみるのも…楽しい…

弾き終わって…。深呼吸…。
また、少し違った音色を出せるようになった
…そう、思える内容であった…。

この習慣…は私の大事な一日の約束事…

何時の間にかリビングで下の娘が
眠ってしまっていた…。

この子は赤ちゃんの頃から疲れているとき
私のピアノを聞きながら眠ってしまうことが
多かった…。

今夜はクリームシチュー…
下の子の大好物のシチュー…
大鍋でとろ火で煮込んでいる小さなコトコト
という音と時計の時を刻む音
それから、ピアノの音…

かすかな雨の音…それに娘の寝息..
とても静かな、優しい時間がそこにあった

賑やかな夕飯の前の一瞬間だけ顕れた
素敵な時…

こうして、一日を終われる幸せ…
を感謝しよう…

気が付けば滑らかに動き出す
私のいつもの感情がみつかった…良かった



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*窓に灯りがともる頃…* …

at 2000 10/04 17:40


黄昏 街に迫れば
灯りがともるよ窓に

今日と云う日を 生きて来たの
誰もが 生きたの

私も 灯りともすの
小さな二人の部屋に・…

 ……………




…この詞は『赤い鳥』の初期の頃
忘れていた朝…と同じ頃?の曲の詞
なんです。

この続きを忘れてしまい、探しております。
どなたかた、憶えていらっしゃいますか?

もしこの文章に目を留めて
あ…知っているってお方いらしたら
どうぞ、教えて下さい…
お願いいたします。

大好きな曲の詞…が思い出せず、
また、書き留めてあった
古いノートも今、見つからないのです..



Eruze♪ Mint.mamu・・・★







…*或る出逢い…* …

at 2000 10/10 22:43


昨日から気分も優れず、なんだか億劫で
出来る事なら検査になど行きたくなかった
しかし…行かなくては心配でもある..。

散々逡巡して、半ばヤケッパチで
駅へ向かった…。今朝は霧が出ていて
柔らかな日差しの秋晴れの日…。

何もなければ絶好の散歩の日♪
なのに、今日はこんなに明るい日なのに
私の中では灰色の暗い日…。

早く終わらせて、沢山遣りたいこと
やってみよう…。などと、必死で自分を
なだめつつ足早に目的地へ…。

同じように少しうつむき加減の人達
が歩いている…あぁ…この方も同じように
厭な気持ちを抱えて来られたんだ…と
思いを馳せると…少し気持ちが前に出た

待合室では誰もが寡黙…重苦しい沈黙
みんな抱えている不安を押し込めて
黙って待っている…。長い待ち時間…
検査時間になっても何も始まらない…

少しざわめく「まだ…かしら?」など
つぶやくような声、声、声…

やっと担当医がこられ、名前を呼ばれる。
狭い部屋でまた待つ…

明るい若い女性がニコニコしながら
話しかけて来て下さった…

『うん、うん。いやだよね…本当に』
『あ…同じ気持ちの人と逢えた!』

直ぐに打ち解けて…。
すべて終わった後…ウーロン茶で一息入れる
いろんことを語りあえて…先ほどまでの
憂鬱な空気が吹き飛んだ..♪

あぁ〜…生きているからこそ、出逢いがある
出逢いがあるから世界が広がる…。

また一人素敵なお友達が、思いがけない
場所からもみつかった…なんだか嬉しい
なんだか、良かった…そう思える

そういう素敵な秋の日に変わった…(笑)
どうぞ…ヨロシク♪



Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*言葉にならない言葉…* …

at 2000 10/12 08:52


心の中に溢れている事柄をたった一つの
言葉で顕わそうとすると…
どうしても無理な時がある…。

よその国の言葉よりよっぽど語彙数が
多い日本語…でさえ、本当の自分の心を
的確に表現することって難しいと最近
心底思う。

吟味して…あらゆる角度から眺めてみても
相応しいと思って心から外に出す時…
もう一度、その言葉を見なおしてみよう..。

一度外にでてしまった言葉は、もう一人
歩きをし始めて、うっかりすると自分
のところへ戻って来た時には、意図して
いた自分の思いとは全く違う色合いに
なってしまっていることも起きる…。

素直に柔らかい想いをそのまま…
そういうことって難しい…
そのまま伝わることを望みつつ…
祈るような気持ちで発信する…。

言葉にならない言葉を本当はわかって
欲しい…そういう甘えはやはり言葉のみ
の世界では通りにくい。中々…難しい

…それでも今日もこうして言葉を発する…。
懲りない自分である..。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*通信簿診断…* …

at 2000 10/13 13:08


mishikaサマのPageの常連さんPOPIさま
の日記にあった【通信簿】…を例によって
エルゼも好奇心でやって見たら…(^^;
あんまり面白かったのでご紹介します。
是非…皆様も…やって見て!!(笑)

☆★『通信簿診断!』と『係占い!』★☆
http://yoiko.on.arena.ne.jp/


学習のあらわれ

国語 1 話す内容が意味をなしていない
社会 3 社会的事象に興味を持っている
算数 5 8桁の掛け算を暗算できる
理科 5 博士と呼ばれている
音楽 3 部分演奏ならできる
図工 3 根気強く作品に取り組める
体育 5 プロのスカウトが挨拶に来る
計 25

学級活動 表彰

美化係
班長[+2]
先生公認クラスのアイドル[+3]
校内自由研究コンクール入選[+3]
校内持久走大会3位[+4]

担 任 よ り
*学習の記録*

授業態度は控えめですが着実に課題をこなしました。昨年度の学習内容で理解できていない部分が見受けられます。

*特別活動の記録*

美化係でしたが、ほうきをやるからと言って机を運ぶ仕事をさぼっていました。[+1]

*行動の記録*

トイレの時は必ずお友達と行くようです。悪い事では有りませんが少し気になりました。[+4]
身体測定の時にパンツを保健室に忘れてきてしまいました。[+3]
クリスマス会のプレゼント交換用に自作の紙粘土の貯金箱を作ってきましたが不評でした。[+4]

計 24


49点 3組で12位/40人中



成績が良かった人も 悪かった人も
必ずおうちの人に通信簿を見せましょう!
(下の「連絡網」を使ってね!)

では、あなたのクラスのランキングと
全国のみなさんのランキングを見に行って見ましょう!
(あなたのクラスは3組です)

こちらへどうぞ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

( (( 通信簿診断結果 )) )

◇◆3組 美化係◇◆
◇◆さすらう魔女★ さん◇◆

--授業評価--
国語:1 音楽:3
社会:3 図工:3
算数:5 体育:5
理科:5

--学級活動--
美化係
班長
先生公認クラスのアイドル

--表彰--
校内自由研究コンクール入選
校内持久走大会3位

---
●総合成績 49点●
●順位 3組で12位/40人中●
━━━━━━━━━━━━━━━━━

係りは

新聞係です。

堂々と自分を表現
自分をあまり飾らず、ありのままの姿を表現するタイプ。嫌いなものは嫌い、怒りたいときは怒る等々。打算的に行動することが出来ない、いわゆる世渡り下手。しかし逆にそういった態度が大物感を漂わせる。いかにもマスコミに作られたというような流行に乗るのが嫌いで、しっかりと自分の好みを持っている。表現力を求められるアーティスティックな分野に力を発揮できます。

●自分はやっぱり新聞係さんだ!と思うとき

■テレビ欄以外もちゃんと読んだとき
■今の政治に疑問を感じたとき
■新聞のつまらない漫画ですら笑ってしまったとき

●恋愛の傾向
 
恋愛に関しても積極的でコソコソしない。自分の思いをストレートに表現できるので恋愛成就率は高い。浮気はしないが、少し惚れっぽいので他の相手に目が向くこともある。 ●相性ぴったり ■ずばり図書係さん二人そろうとクイズ王になれます!

●付録
新聞係に関する考察
 学級新聞を作る。自由度は高く、社会風刺を利かせる人もいれば、スキャンダル好きの人もいる。

新聞係によくある光景
<<よくある記事>>
・クラスの人気ランキング
・独自の世界観の詩
・オチの無い四コママンガ



Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*黄昏時…* …

at 2000 10/16 12:16


秋は夕暮れと昔から相場は決まっている
そんなこと今更私が特記することもないとは
思うけれど…

このPageを持ってからは初めての秋なの
だから、この素晴らしい時間をやはり
ここに留めて置きたい…
あぁ〜..これこそ自己満足(笑)の極致。

秋の日暮れは釣瓶落とし…とも言われる…
カボッション・カット様に美しく熟した
筆柿越しに臨む夕暮れは…茜色に燃えて
周囲は金色に揺れているようにも見える
現実を一瞬忘れさせてくれるほどの息を呑む
美しさである…凄絶なまでに雄弁でもある…

この日没を今まで何度繰り返してきたのだろう
今まで何人の人の心を慰め労わり励まして来た
のだろう…。

カチカチに強張ってしまった心にまで
夕日の強い茜色が染み渡って…
冷たくなってしまった想いをほぐしてくれるような気までしてくる。

このドラマはボンヤリしていると
気がつかないうちに静かに始まり、
静かに終わってしまう短いショーでもある

ここで急に飛躍してしまうが…。

もし、絶対の存在者がいるとしたら、彼にとってはこの宇宙の始まりから今までは瞬くの間のことであるのかもしれない…。

比べる対象が大き過ぎて馬鹿げているのかも
しれないけれど…

夕日が沈む特別な時間が一日の内で本当に
限られた数分となっているように…

人の一生も彼からすれば欠伸一つする間の
瞬間なのかもしれない…
だとすれば…なんだか小さなことに
いつまでも拘ってそれに束縛されるように
生きるほど、虚しいことはないのではないか
しらね..。

輝いている時間は限られているのだから…
永遠という時間は人間は憧れるけれど
所詮、手に入れることなどできないこと…
それならば……下を向いているのは辞めて
後ろを振りかえるのも辞めて…
空を見上げ遥か彼方の雲の向こうまで
眺めようよ…何か違った風景がまたそこから
見え始めるかもしれない…

この美しい瞬間を思いきり輝かせて
生きようとは思いません?
ね…あなた…どう思われる?

黄昏時に訪問してきた時間の妖精が
私にこう、耳元で囁いてくれた…。

そう…ねぇ〜…あなた…今この文章を
目に留めて下さっているあなたなら
どう、思われます?




Eruze♪ Mint.mamu・・・★








…*真の友…* …

at 2000 10/18 14:56


苦難の時に本当に困った時にそぉ〜と
手を差し延べる友こそ、友人。

そしてその人を、本当に大切に思っているの
ならば、その人がもしも、その人が
間違った方向へ向かおうとしていたり、
間違った考えで見当違いをしているのに
気が付いたら、苦言を呈することができるのが真の友..。そうだと、思う。

その時は気まずい思いを味合うこともある。
でも、その一時の苦しみから逃れる為に
口当たりのイイことばかり言って接するのは
果たして、親切なのであろうか?

本当の優しさは、この不安や予想される
苦境を超越して更に、大切な友に対して
全力で向き合い、一緒に取り組むことの
できる…そういう優しさとも、思う。

その時、その友の真意を理解して
受け留める事ができるかどうかで…
人間の器が見えてくる…。

表面だけに現れていることと
真実とは、もしかしたら随分と違う
そういうことって多いのかもしれない…。

人は弱い..間違う…戸惑う..迷う
でも、それでも前を向いてそれでも
立ちあがって、それでも不安を克服して
生きる…

そういう時に真の友ほど、頼りになる
存在はない…とも言える…。

そういう友達を持てて私は幸福とも
言える…。

そういう友達を悲しませたくないとも
思う…。裏切りたくないとも…。

子ども達..あなた達に真の友は
果たしているのであろうか?
何かの時に歯止めになってくれる友を
「そんなことをしていては駄目だ!」
と真剣に率直に言ってくれる友を
是非、若い時に作って欲しい…。

その友があなたから離れて行かない限り
きっと、あなたは大丈夫..。
きっと、困難にもメゲズ…歩いて行ける。

一緒に頑張ろう…。
親愛なる友よ…♪




Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*夜明けの頃…* …

at 2000 10/19 08:08


今朝の空…朝焼けの残る快晴…
この壁紙に似た透明な蒼のグラデーション

夕暮れと同じように、この夜明け前の
産まれたばかりの朝の空も..素敵…。

ウットリと見惚れている間も休むことなく
空の色は粛々と移り..やがて
光を湛えた太陽が..『おはよう♪』
と、ばかりに顔を出した…

ウフフ…太陽さん…おはよっ…♪(^^
エルゼの方が早起きなのよ…♪
今日も頑張ろうね.…

などと、お友達に言うように
フランクに語りかけてしまった…

…いつから、私はアニミズムな人に
なったんだろう???

美しい物を美しいと思える…
そういう人のままでいたい…
…そうだよね..私もそう思うもの…



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*遠くて近きもの…* …

at 2000 10/21 00:32




遠くて近きもの


極楽。舟の道。


人の中。


(枕の草子より…)




Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*枕草子の世界…* …

at 2000 10/21 21:41


昨・深夜…何とはなくいつも手にしている
枕草子を開いてみたら…お馴染みのフレーズ
がやけに印象深く思えてUPしてみた…

声に出して読み上げてみるともっとイイでは
ないか…

清少納言の想いは、20世紀末にも
しっかりと伝わり、フィットしてくれる
言葉の宝庫…。

客観的に観察し物事の事象を冷静に見る眼…
書き手の視線はいつもCoolで澄んでいる
それでいて…“いみじうをかし”である。





日は 入日。入りはてぬる山の端に、
光なほとまりて赤う見ゆるに、
薄黄ばみたる雲のたなびき
わたりたりたる、いとあはれなり。

月は 有明の 東の山ぎはにほそく
いづるほど、いとあはれなり。

星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。
よばい星、すこしをかし。
尾だになからましかば、まいて。

雲は 白き。むらさき。黒きもをかし。
風吹くをりの雨雲。
明けはなるるほどの黒き雲の、やうやう
消えて、白うなり行くも、いとをかし。
「朝にさる色」とかや、ふみにも作りたなる。
 月のいとあかきおもてにうすき雲、
 あはれなり。
  




Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*雅の始め…* …

at 2000 10/23 16:27


天照大神が乱暴者の弟スサノウの命に
腹をおたてになり…天石屋へおこもりになって
しまい、たちまち闇がタカマノハラを閉ざした

困った八百万の神々が秘策を練った末
天宇受売命(アメノウズメノミコト)の
踊りを舞台で舞うこととした…

彼女の激しい神懸りのようなユーモラスな踊りに神々は囃し立て笑い合った…
あんまりその楽しげな様子を聞き、

天照大神はそっと隙間から覗きそのご様子を
伺っているところをすかさず、力自慢の神が
彼女を隠れていた石屋家から引きずり出し

たちまち光が元の通りに輝き満ちたという
古事記の頃から…音楽と舞いは不思議な
力を持っていたようだ..。

神の心をも魅了する芸術なのではないかしら
古事記にはあっさりとだけ記述されている
けれど…もともと、神のご機嫌を治す
また、神々への奉納として芸能は発達してきた

どうも宗教行為と重なって胡散臭い感も
否めないけれど…。
その舞踊りや音楽が洗練されて

能や雅楽などの幽玄な世界へ誘われ
今に至って来ているのかと思うと
なんだかのんびりしていていいなって
思う…

さぞ、声を上げて笑ってしまう程の
踊りだったのだろうな…と想像すると

愉快でもある…。

そうか…始めはそういうことからだったのね
…困った時の秘策だったなんて……。
神々も中々、センス?があるのね…(苦笑)



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*ポッカリと浮かぶ時間…* …

at 2000 10/24 19:14


やっと晴れて空の蒼さもより綺麗に見えるようだ…
ポッカリと浮かぶ白い雲から旅心を誘われる…。

どこか遠くへ…ふらりと行ってみたい…
浮き草のように転勤してきたからか…
一定の場所に定住という形式に心から安心
しているのにそれなのに…

…いいえ..違う、責任からのひとときの
休息を欲しているからかもしれない
重い、重い物を肩に載せて生きていると
日々感ずるから…疲れてくるのかもしれない

日常からの脱出か…逃げられるわけなど
ないのに…時々、そういう誘惑を感じる

それなら、やっぱり家でもできる..
好きな音楽と本…
大好きなデザートとお茶…
これと好きな花が少しあれば
気分転換にはなるのだ…

…夢は荒れ野を駆け巡る…
この言葉に昨夜また再会したから
なのかもしれない…出不精の自分を
知っているのに…こんなこと…
思っている午後…。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*焼き林檎とレモンティー* …

at 2000 10/27 16:17



今日のオヤツは…熱々の焼き林檎の
アイスクリーム添えとレモンティー…。

蜂蜜入りシロップも一緒に…
シナモンの善い香り..。

曇った少し肌寒いこんな日には…
少しボリュームのあるこういうオヤツ
いいよね…なんて、一番私が喜んでるのね

下の娘とただこうやって居るだけで…
なんだか、楽しいのよ..

いつもは静かな午後なのに…
こういう日もいいよね…

アッ…舌を火傷しないように…
冷たいバニラアイスクリームと良く
絡めて食べてね…

週末なので、ブルーベリーが入った
赤ワインを用意…今夜は…金曜日
週末は少しだけリラックスしたいものね…
これは…甘口だけれど渋味が少なくって
何よりリーズナブルで…お薦め♪

そうそう..各銘柄の冬限定ビール..
これも試しにアハハ…買ったの…
味見して..今年の冬のビールも
決めようね…。あなたはどこのビール
お好みだろう?

夏はねぇ〜..サッポロの冷製辛口…
これが、サッパリとしててね…此ればっかり
だったのね..
ワインは…白…ミュスカデが良いよね
暑かったから…余計美味しかったね…。

だから、今ね…大根とジャガイモと
蒟蒻とタマゴの下ゆでをしてるのよ…

そそ..当たり!…おでんにしようって
サッキ決めてね…キッチンは賑やか…お鍋
ゴトゴト…言ってる…

この前、ちょっちょサマからね
『煮込む時は煮立ててしまうとスープが
濁るのよ…』って教わったから…
今日、またやってみるね…

澄んだ…スープのおでん…
さぁ…できるかな??(^^)

お楽しみにね♪(^^)

今?ちょっと時間があって..
処感?にはならない φ(..)メモメモ…
してたのね…アハハ…




Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*源氏占い…(^^雲居の雁??* …

at 2000 10/28 23:16



★今、流行っている源氏占い…
 やって見ました…意外?にも
 雲居の雁…という結果でした..(爆)
 以下…全部掲載します(^^;





『蓄財の天才!夢を求めれば美貌に輝きが』

雲居の雁は源氏の息子夕霧と幼なじみ。やがて結婚しますが、夕霧は彼女の情緒にかけた性格になじめずすき間風が吹きます。そして彼女は寂しさを落葉の宮との恋によって埋めています。

夢だけでは生きていけない、やっぱりお金は大切。このように現実の生活を大切にするのが、あなたのよい面でもあり、悪く作用してしまう原因にもなりそうです。たしかに、あなたは家庭を切り盛りするよき妻として最高の地位にいます。夫は安心して家庭をまかせられるでしょう。蓄財の才能もあります。

しかし、あなたが現実を重視するあまり、いつの間にかデリカシーを失う危険が待ち受けています。家計やローンの返済のことで頭がいっぱいになり、つい夢見ることを忘れがちになるのです。

きっと心配性なのかもしれません。あなたは本質的に美貌に恵まれ、やさしさに満ち溢れた女性であるにもかかかわらず、その心配性からくる現実重視のために、ぜいたくを排除してしまう案じです。たまにはムダづかいをして、ゆったりと余裕のある気持ちをもてば、いつまでも愛される女性でいられるでしょう。

ちゃっかりと溜め込んでいる女性だと、人はあなたのことを見ています。「お金がないの」といっても、銀行にはたくさん預金があるのだろうと思っています。ムダづかいせず、経済観念の鋭い部分は主婦の理想とむしろ好意的に見られています。でも借金を申し込まれるかもしれませんが・・・。

1ヶ月に1回は映画を見ましょう。映画には「夢」のエッセンスが濃縮されています。現実重視のあなたに夢が備われば、周囲からの信頼度は倍増します。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*迷いの森* …

at 2000 10/31 15:51


夕べ迷いの森に入ってみた
たった一人で…前から気にはなっていたが
中々、タイミングが合わなかったのだ…
でも、何故そんな風に思いついたのだろう
この衝動には理由などない…

鬱蒼とした木々に覆われてそこは闇の世界
空はあんなに澄んでいるのに…何故ここには
光が届かないのだろう…

そう、不思議に思いながら歩き出した。
足もとには枯葉の絨毯が敷き詰められて
フカフカとした感触…

饐えた枯葉の香りが踏みしめるたびに
私の鼻の奥まで届いてくる…
足の下の小枝もポキポキと音を立てて
私の気持ちを笑うよう…

わざわざなんの為にこの場所へ来たのだろう
誰にも告げず来てしまったけれど
ちゃんと帰れるかどうか…自信がない…

不安に思っても足は前へと進む…
…どこか遠くで、あの声がする…
そう…ねじ巻き鳥の声だ…
どこの木に止まって鳴いているのだろう

確かこちら…あの一層暗い闇の奥から
『こっちだよ…こっち』
と、警告を発しているかのように
鋭い声を挙げている…

どんな姿をした鳥なのだ..と
探してはいたがまさか、この迷いの森
のそのまた別れ道にいるなんて予想も
何もしていたなかったので…驚いてしまった

ここから先はどちらへ向かおうか…
思案に暮れる…そういえばどこかで
シアンクレールというお店があったと聞いた
ことがある…この先にあるのかもしれない

そうしたら、誰かに会えるかもしれない
この闇と孤独は…両側から私を萎縮させて
しまおうとする…でも…

恐怖を持つことはない..
私は私の足で一人で立つことが
できるのだから怖れることなどないのだ..

それなら全く心配はない…
安心してもっと前へ進もう…
誰かが先にいるかもしれない..
追いついて一緒に歩こうと提案してみよう

そう、思いを替えてみたら暗い森の
闇に慣れた目に…木々の葉の形やら
太い幹やら…がうっすらと判別できるように
なって来た…。

目を凝らしてあの鳥を見ようとしたら…
バタバタという羽ばたきの音がして
私の頬をかすめて飛んでいったものがある

かすかに触れた羽根は温かくて、少しの間
誰かと触れたあの瞬間を思い出した..
暖かさが思いがけず心を充たした…
と同時に深い哀しみも沸いてきた…。
あの、探していたねじ巻き鳥を
私はまたもや…見失ってしまったから…
哀しかったのだ。

さぁ..急ごう。
この森には、潜んでいる物が多すぎる
あの闇の向こうで何かが私を見ているような
気配も感じるのだ…。

立ち止まる時と、進むべき時を
その丁度のタイミングを早く掴んでみたい
そうしながら…この大きな迷いの森を
できれば、心配しないで歩いて行きたい

そういうこと…
眠りに入る前に頭に絵のように浮かんだ
あのまま…寝入ってしまったが…
あの後私は森の中から帰って来て
いるのだろうか…

確かにここにこうしている自分は
本当の私なのかしら?..
なんて考えてみるのも…面白い..。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★