…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2000年11月

…*冷たい雨とロール・キャベツ* …

at 2000 11/01 08:22


スモーキーな靄がかった雨…
家事も手早く終えて…仕事前にホッとする

外が寒いから家の中の温もりが嬉しい
外が厳しいから家の中の何気ない気持ちの
遣り取りや、会話が身に沁みる…。

そういうことが暑い時より感じるから
私は寒さに向かうこの霜月から如月位
までが心地良く感じるのかもしれない

今夜のメニューはもう決まっている
ロール・キャベツの
トマト・コンソメスープ煮…

下ごしらえのキャベツを湯掻いて…
冷ましてあるから…これから巻いて
ゆっくりと煮込む…。

家中にスープの香りが漂うので出来あがる
頃には、実は私はもう…ご馳走サマって
気分になるのだけれど、コトコトという
優しい音は静かな部屋には…アクセント
になるので…好き…

キャベツ2個分の
材料だけれど、2〜3枚で一つ巻くので
数的には其れほど多くはない…。
柔らかくクッタリとしたキャベツと
挽肉の味がトマトと相性が良くって
ローリエの香りも大好きで…。

今夜…みんな、どんな顔で食べて呉れる
のだろう…。どんな顔で「ただいまぁ〜」
をしてくれるのだろう…。
元気にそれぞれ持ち場で過ごしているだろうか

いろんな想いも一緒に煮込んで…
ミックスした…煮込み料理はこれからの
季節の主役になる…。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★






…*晩秋* …

at 2000 11/02 14:01


年末の忙しさの前の11月は案外印象の薄い月
と思われがちの月…。
霜月…。秋の終わりの月。

行き過ぎる人の波…時に多く、
時に少なく…。流れる時間の中でも
少しづつ変化はあって..。

気分転換は必要…でもそれは
Mainではない…。

何が一番大切なのか?
それを忘れないでいよう…。
この秋は、静かな秋..が続く。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*本と私* …

at 2000 11/04 00:48


先週、古書・古本祭りで購入して来た本に
結構集中してて…Netから少しだけ離れてみた
落ち着いた時間がやって来て…字がどんどん
目の中へ飛び込んで来てくれる。

何よりの心の栄養…私のエネルギー源の一つ
って改めて思う…。先人が残して呉れた知恵
それから精神の凝縮されたエッセンスとしての…証拠…と思う。

本は素晴らしいとつくづく感動…。
本に合わせてお茶やBGMを考えて…
どうせなら思いっきりその世界へ浸り込んで
しまう程に没頭したい…。

まだまだ…未読の本ばかり…
私は自分の命が燃焼し尽くすまできっと
本を手離したりは出来ないだろう…。

今夜もこれから…本を片手にユックリと
秋の夜長を楽しむつもり…。

今夜の私の最良の友人は…M.Wever…。
『古代ユダヤ教』…の中巻である…。
この19世紀末に出現した巨人は..。
また、20世紀末になってきて人々の関心を
引き寄せているようだ…。

私は彼の友人で素敵な恋人でもあった
エルゼ・ヤッフェから…このPageのHNを
借りている…。彼の怒涛のような思想・
有り余る才能と苦悩を彼女は支えたと聴く。
マリアンネという賢妻を持ちつつ、
彼はエルゼとの時間を慈しんだ…。

M.Weverも悩んだであろう…。
妻の親友でもエルゼはあったのだから…。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*移ろい行く季節と心* …

at 2000 11/04 23:35


日一日と紅葉が進み…
枯葉の舞いも見慣れて来ると…
もう、初冬の風情…

晩秋の方が私は断然好き
なのだが、初冬というと…
もう、秋はたちまち何処かへ行ってしまう…
そんな風に感じるのも人の感じかた…
それぞれ…。

去年の今頃は色々重なっていてこの季節の
変わり目を意識出来ずに過ごしていて…
心の余裕が全くなかったと言っても
良い状態であったと思う..。
変われば変わったものである…。

沈静化し、賑わっていた季節がユックリと
そのはしゃぎ振りから落ち着いてみると…
やがて見えていたものの、実態も
すっきりと…したフォルムで分ってくる気が
する…。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*穏やかな夕暮れ* …

at 2000 11/05 17:23


小春日和の日曜日…のんびりと過ごす…
穏やかな時間は気温と比例して…心地よい

遅く起きてブランチのあと…
午後からは美容院へ…

いつもの担当者と軽く会話をしつつ
受動的時間を楽しむ…
彼はこう話しの中で言った…
『1ヶ月に一度は美容院でリフレッシュ
した方がいいですよ…その方が美容の為にも
いいんですから…』

魔法使いのように思いのまま…
こちらのリクエストの通りに器用に
私の髪を扱いながら…話す…。

読もうと思っていた文庫本はまた、
今日もここでは読めなかったけれど…

たまには誰かにケアしてもらいたい…
そういう時..確かにここは良い場所と
実感もする…。

髪は女の命…らしい…。
髪が輝くように仕上がると…心まで
軽くなったように感じて…来るから…
単純な自分にいつもながら…アハハと
笑いながら…鏡の中の私は微笑んでいた。

綺麗なオレンジ色の夕焼け空の下
家路に着く…夕陽が明るくて眩しい…
ふと玄関ポーチをみると…
『良く似合うよ…』とばかりに目が笑っている
夫がたまたま出迎えてくれて…
思わず『どう…?綺麗かな?』なんて
また…聞いてしまった…

もう、夕飯の準備に入る…
その前にエプロンを締めつつ…
本日の処感…UP…

すべて世は事もなし…
平凡で何の変哲もない…地味な一日でも
こんな穏やかさが…愛しいと思う…。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*物思う秋深し* …

at 2000 11/08 08:05


深まる秋は遂に立冬を迎え…
寒さが忍び寄る朝晩となって来た…

HPにもバイオリズムが連動しているのか
此の頃季節と共にテンポがゆっくりと
Poco a poco rit.になって来ている…
これもまた、自然な流れなのかもと…
そう思って無理はしないでいるつもり…

負担感とか義務感など無縁の世界なのだから
それで良しとしようではないか…
書ける時、書けない時そりゃあるのだから…

もしHP運営で悩んでいたら一旦
休憩を入れてみよう…そうしてまた気分が
HPへ向き始めたら歩き出せばいいんですよ…

私も此の頃…読書の方へ時間を使ってます…
…BBSカキコのお返事がゆっくりとなって
来ておりますが、心配しないで下さい…。
申し訳無いけれどそういう時もあるのです。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★









…*白い霧* …

at 2000 11/08 08:04


濃いミルクのような白い霧の朝…
日常から非日常へすんなりと
入って行けそうな風景…

霧の朝は晴れるまでじっとしていたい…
かすかに見える木々のアウトライン…
ボンヤリ浮かぶ建物..

滲んで輝く信号の赤と蒼の点滅…
綺麗…
ココアと一緒にこの時間を楽しむ
束の間の快…
心地良い溜息と一緒に味わう快…
束の間の幸…(笑)



Eruze♪ Mint.mamu・・・★






…*総括…?* …

at 2000 11/10 16:07


日本赤軍の重信房子が逮捕された…
長い逃亡生活であったはずなのに、
虚勢なのか意気揚揚と行進?して
東京駅の改札駅へと向かっていた…。

手錠をされた両手を振り、頭をしっかりと
挙げ、背筋をピンと伸ばし…
笑みさえ浮かべて
「残念だけれど頑張るから…。」と
報道陣からの問い掛けに応答していた…。

何故だか違和感を感じた…。
こういう場合にああいう態度なのか…。
どういう主張を続けるつもり?なのだろう
大丈夫って?…何が?

赤軍派というテロ集団…世界革命という
お題目を掲げ?20世紀後半、世界中から
非難を浴び、超・法規..という前代未聞の
処置を日本にさせた凶悪集団の幹部…。
ここに、進退窮まるこの後に及んで…
この帰結である…。

この人は真実の意味で今まで幸せな
時間を持ったことが果たして…
人間として女としてあったのだろうか…。
疑問符が大きくいくつも浮かぶ…。

彼女の今後を私はみつめて行きたい…。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*紅葉の季* …

at 2000 11/13 17:39


いよいよ、紅葉が本州各地で見頃となって来た
もう北の北海道では積雪があるそうだが、

こちらはこれからが、紅葉の季節である
桜やケヤキはもうすっかり色が変わって
落葉し始めているけれど…
銀杏や楓はこれから…美しい彩りを見せて
魅せてくれる…

金色の小さき鳥の形して
 銀杏散るなり夕陽の丘に…

この歌は与謝野晶子氏の作である..。

穏やかに晴れた秋の夕暮れ僅かに
微風が吹いて気持ちの良い日に、
なだらかな小高い丘の上の大きな銀杏の
木の葉が 落日の鮮やかな光に煌いて、
舞い落ちる黄色い葉がまるで小さな可愛い
小鳥のようにクルクルと 旋回しながら
てんでに散リ踊るサマ…

なんて綺麗な情景だろうと…感動したのは
中学2年生の秋頃であった…。
国語の担任教師から教わった短歌…

丁度、中学校にあった銀杏が黄色く紅葉し
散り始めていた頃に紹介してもらったからか
強烈に胸の奥深くまで沁み入ってきて…。

毎年それから、私は秋になるとこの光景を
再び眺めたくて、銀杏の木の様子が気になって
しょうがない…

今年はどういう時にこの歌の再現があるだろう
楽しみなことなのである…。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★









…*Lento* …

at 2000 11/12 14:34


それは VALSE〔Op.34,NO.2〕Lento…
である…。

どんよりとした暗鬱な空の色に似た
左手の主旋律はイ短調…。とってもワルツとは
程遠い…?踊れないワルツの曲を案外ショパンは作っていて、ワルツ王ヨハン・シュトラウス
とは全く違う芸術を創造したと云える。

心象風景を顕わしているようにしか私には
受け取れない…曲である。心弾むようなワルツ
も多い中…彼はこの曲を奏でながら何を思った
のものか?…そう思いつつ、弾いた。

途中転調して同主調のイ長調への気分変換は
サスガの美しさで…大好きな部分…。

エンディングのハッキリとした左低音の
動きは暗鬱さからの立ち直りにも似て
幽かに希望も感じられる…。

華麗なる円舞曲の中にこの暗めのワルツ…。
いかにもショパンらしい、神経質な部分
なのかな…と、此の頃この曲と向き合って
感じることが増えた。

以前はただ通り過ぎ
注目しなかった曲集の一曲だった…。

このワルツ集の中では同じLentoでも
〔Op.69,No.1(Op.Posth)〕の感傷に
満ちた♭系のワルツの方が実はずっと
好きなのであった…。

別れのワルツとも別称がある優美な曲で
ある…。甘美な青春の切ない想いが込められて
いて…小学校5年生の時から弾き続けてまだ、
飽きないそういう…曲なのである…(^^;

とりとめもない…今日の処感。
日曜日のせいにしておこうか…(苦笑〉

長男と連弾した「Tsunami」なかなか
シャープに仕上がって…これは○…!
楽しくて遂「北の国から」や「イマジン」
「Love」…それからいつもの「虹の彼方に」
シューマンの「知らない世界」
ドビュッシーの「月の光」と「アラベスク」

Pianoに向かうと時間を忘れてしまう…。
紅茶のお替わりも美味しくて…日曜日の
午後は過ぎる…。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*響きあう歓び* …

at 2000 11/14 14:01


共鳴する..共振する…。
音叉の実験できっと誰もがその事実を
体験したことがあると思う…。

低音と高音は(音程)とよばれる一定の
規則でぴったりと響き合う場合…
お互いに作用しあい美しい響きを出す…。

(例…ドとソを同時に弾くと完全5度の関係で綺麗に響くでしょう?
ドとミでは長3度でやはり美しい…^^)


こうして音のことを拙い文章に表そうとすると、きっと退屈で無味乾燥な言葉の羅列になってゆくであろうし、無力な自分を知ってるので
敢えてこのHPでは書くことを控えてました
(^^;

今では誰もがこのドレミファソラシドを学び
当たり前のように考えているのかもしれない
けれど…。

『日本ではこの考え(12平均律)は生まれては来なかった』という点をしっかりと把握している方はどの位おられているだろう…って思ってました。

邦楽…は記譜概念に乏しくて..もっぱら「伝統の技」的普及の仕方であり、一般には
師匠から弟子へと伝えられその門下生がまた次世代へと…という形を取ってきたようです。

東儀氏の音楽は特に最近注目を浴びていますよね。…今でこそ伝統保存と邦楽のユニークさ…西洋音楽にはない情緒などで大切に思われまた取り組む姿勢も出来て来ているようで嬉しくも感じるけれど…。外国からの評価があったから
「それでは…」となる日本独自の感性…?ってもどかしいです…。

なんでもそうだけれど、宗教観や人生観
すべてに関連して人が生きて行くときは
作用しあっているんでしょうね..。
音楽という面から考えるとその差が思いの他
鮮明に炙り出されてくるように私は感じます。
自分が関心をもった切り口で人は物事を判断
する…ということも改めて再認…。

私は鍵盤(PianoElectone)が主に音楽
に接する時の手段だけれど、弦楽器はニュアンスがきっと鍵盤よりも多彩に顕れるんでしょう
ね..弦を押さえるポイントは決まっているけれど、グリッサンド奏法などでは滑らかな
上昇や下降が見られるし…実際に人の声に近い
ビブラートなどが駆使できて『歌』を唄えそう…にも思える。

…またもや、まとまらないことを羅列している
今朝の処感…もどかしいし文章のまずさを
いやというほど、いま思い知ってもいます。

でも、今朝は特別の朝なのです…。
新しい自分が今日から始まるので…
一区切りとして…何か…UPしたかったという
ところですか…^^;

タイトルの響き合う歓び…。
あ・うんの呼吸でぴったりと合うという
瞬間ってどんなに小さなことでも何でも
嬉しいことです…。

「時宜にかなった言葉は銀の彫り物でできた
 林檎のように貴重です…」
という聖句があるけれど、そういう経験をもっと重ねて行きたいもっと言葉と音楽に対して敏感で新鮮は気持ちで関わっていたい..と思ってます。

捕まえられない追い求めて行きたい…
近付こうとすればするほど、遠くへ行ってしまう…そういうもの…。
それが…私にとっての言葉であり..音楽…。

(西洋音楽は12平均律という和声学を得
 『科学』として秩序の有る整然とした
 『音 楽』を発展させて今に至っている)

14th./11./2000...My Birthday...♪


Eruze♪ Mint.mamu・・・★






…*満ち足りた時をありがとう* …

at 2000 11/15 12:43


満ち足りた…心が人の温かい気持ちで一杯に
なって…小春日和のように暖かくなった。
まだ、ホカホカッ…としている..。

私の心へ精一杯の優しさを注ぎ込んで
下さった全ての方へ感謝を込めて
今日の処感は書いている。

この私の両方のHPへ来て下さったあなた…
わざわざMailして下さったあなた…
忙しいのにTelまでかけて下さったあなた…

…いつも気遣ってくれる子ども達
いつもは買って来ないお菓子を
私の為に用意してくれたあなた…

心を込めてここに記しますね…。
20世紀最後の私のお誕生日に
暖かさを本当に…

ありがとう..♪


Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*虚しい朝* …

at 2000 11/21 12:18


先週から不穏な空気が流れていたが
あっけなく、全くあっけなく…
この国の最高政治機関?の国会は
「内閣不信任案否決」を選択し、
茶番をまたもや展開して幕が降ろされた。

はぁ〜〜…深い溜息が自然と出てしまった。
詳しいことは分らない『永田町常識』
『国民の怒り』とかと仰るけれど、
『怒り』の前に『呆れ…』である。

期待をどこに持てばいいのか、
安心してはいられないこの世情とおんなじ。
いい加減!

コレって誰の為になるのでしょうか?
誰が一番得?しているの?
男なら、最後まで潔く身の振り方を…と
求める私は意地悪なのかな覚悟ってそういう
ものって思う私は単純過ぎるのか…

桶狭間のよう…とある新聞で表現してたけれど
アハハ..どこがですか?
一緒にされた信長氏は迷惑ではないかしら?
虚しい…白けた朝の気分。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*小さな溜息* …

at 2000 11/22 08:55


思うように事が運ばない時
小さく溜息をつく..。

思い通りになると思うからいけない…
先ほどのBBSである方へも書いたけれど

心は放って置くとすぐに図に乗り、
楽な方へ安易な方へ…守りの態勢へと
行きたがる…。

なんてことない、私は性善説ではなく
性悪説の人なのであったわけだ…(^^;

言葉から刺激を受けて考えが広がるが
こういうところも『人』ならではなの
ではないかな..。

人と動物の違いが分らずに小3の女児を
全裸にした体罰がどこかの小学校で発覚した
が、これはもう教育の範囲を越えた罰…。

担任教師に全権を握られている児童・生徒は
その担任の胸先三寸でその評価が出されて
いるのは以前から変わっていない…。

教師も人間であるということを言うのなら
児童・生徒も人間である..ことを再認識
して欲しい。

親は「人質」にされた気持ちで我が子を
『学校』へ託していること…もっと真剣に
問題にしてみたらいい…。

尊敬に値する素晴らしい教師がおられるのも
もちろん知っているが、そうできない先生
に出会ってしまった子どもと親は…
『運が悪かった』なんて片付けられて
泣き寝入りする…という現実もよく耳にする
事実である。

教師ガラミの不愉快な報道が後を絶たない
が…どうなってるの?って聞きたい気分。

....小さい溜息を私はこう言う時
やはりつく…(苦笑)


Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*合わせ鏡の如く* …

at 2000 11/26 20:54


あ。といえば うん。
この遣り取りが出来るのも人ならでは
の楽しみと思われる。

しかし、中々そこまでの境地へと
辿り着くまでに長い時間や紆余屈折を
通り抜ける場合もある

できるだけ多くの方々と広く深く
細く長く…言葉のキャッチ・ボールを
続けていたい…。

出会ったご縁を大切に、今私の目の前にいる
“あなた”と…どのような心踊る“会話”が
続けられるか…楽しみでしょうがない..。

全くの偶然で出会った“あなた…。”
でも、もう私とあなたはこうやって
知り合えたのです…。あなたの素晴らしさを
是非、少しづつでいいから、私に
見せて下さいませ..。

人は人に磨かれる…人は人に温められる。
人は人に強められる 人は人しか
やはり、愛せない。

もし、あなたもそのようにお考えでしたら
とても嬉しいと思います。

またそのようには考えられない…という
お方ももし、偶然こちらへお出で戴けた
のであるなら、その旨…お気が向かれたら
でいいのですが、掲示板にてご意見を
戴ければ幸いです…。

合わせ鏡の如く、打てば響くような
そういう波紋を作ってゆきたい…
そう、思う私なのです。

どうぞ、ヨロシクお願い致します。


Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*愛について…その?* …

at 2000 11/28 16:34


愛という言葉ほど、誤解や曲解にまみれ
汚れ易い言葉はない..。

大人の男女が愛という言葉を用いて
交わす親交は、
『身も心も共に愛する…という愛』
と理解するのが自然であるようだ。

何せ心はお互いに目に見えないので手探りで
確かめるようにその相手を
「そうであって欲しい!」という自分勝手な
望みを託しつつ見詰める…。
そうすると周囲の状況も判断しにくくなって
…益々、分らなくなってしまう。

何故か…?
自分の思いが強過ぎるからだ。
“こうして欲しい”という自分中心の気持ち
が大きくなってしまって、相手を思い遣る
そういう、ゆとりや心遣いまで失ってしまう
からではないかな…。

自分の期待で相手を潰しかねない…。
でも、自分の事しか考えられないとその
状況も把握することもできない..。
あまりにも自分の思いに囚われてしまって
気が付かないのだから…(苦笑)
よく、『愛は盲目』と比喩されてもいる…。
…しかし。それが果たして、『愛』と
呼べるものなのか疑問だ。
なんと可哀想な『愛』よ…(−−;

愛は、相互で 許し育み育て慈しむ。
築き上げてゆくもの。
たやすく萎んだり弱ったりするものではない。
耐え忍ぶ、我慢する、継続する。
生き直す。そういう力を与えてくれる
光に満ちた歓び『生』の彩りが似合うのに…。

一方的に責めたて、我を張り、
言い立て、思いを拘束し監視する…。
そういう中に愛は生きていないのでは
ないかな…とも、思う。

また、愛は真実に愛されないと、
その愛を学習することもまた、
難しいと思われる。
愛を巡って、人は日々悩み苦しみ過ごす。

…どうやら、愛を求めずには誰もが幸せに
なれそうもないと…暗黙のうちの了承が
交わされて?いるようでもある。

愛は誰にでも訪れる素敵なプレゼント
愛する人の為に生きるという事は
それだけで、生きる原動力にもなってゆく。

今、キムタクと静香さんの結婚の話題で
持ちきりであるが、彼女は
「自分より大切なものがあることを、初めて
 知った…」とさりげなくコスモポリタン誌
のインタビューに答えている。

本物の愛を得た自信は、こんな風に自然。
無理もなく負担感もなく、相手のことを
先に考えることが嬉しい…そういう表情だった
のが、素敵に思えた。

きっとウマク行く!(^^
アハハ…たまたま偶然見たワイドショー
の中でも彼女と彼は輝いて見えた。
どうぞ…お幸せにと…。
私まで、フンワリとした思いを持った
久し振りに明るい話題…。

それほどまでに、悲惨な現実よ。
それほどまでに、疲弊してしまった世。
せめて、微笑んでいる人を、そのまま
微笑ませていてあげたい…。
いつまでその、微笑み自体が続くのかなど、
誰にも見えないことなのだから…。




…*綻んでしまったら…繕えばいいのですよ…* …

at 2000 11/29 08:07


毎日の生活の中 本当に色々起こって来る。
…というより、何も無いというのなら
本当に?と、遂、聞きたくなってしまう..
(モチロン、本当に何一つアクシデテント
 がないのです。というお方がいらしても
 それは…そうですか…良かったですね
 と、個人的には思うだが…)

…齢(よわい)を重ねて生きて来ると、
むしろ、そういう時ほどどうやってその
事態から脱出し、良い方向へ転換できるのか
と考える事が増えて、頭の体操になっていいな
なんて、思ったりしてしまう。

家族の中でも、小さな綻びが発生する。
ちょっとした言葉の行き違い、また、勘違い
価値観の相違…。家族と言えども、一人一人は
また、違う人。そのように、思って欲しいと
時々、感じる。

思い通りに行かないのが、普通。
そう思うのは悲しいかな、生きる知恵である。
でも、綻びが出来たら小さなうちにきちんと
手当てをしてその傷口が拡大しないように
留意する。

譲歩できるところはこちらから折れる。
卑屈になることはないが、我を張って却って
問題が拗れてしまうのなんて、下らないって
思うのでどうしても譲れないということ以外は
私は譲る。でも、芯はしっかりとあるのだ。

大切なことは、自分を守ることではなく
大切な人の幸せを守ることなのだから..。
そのポイントから はずれないように考える。

綻んでしまったらしょげていないで、
さっと、ボヤッとしていないで繕えばいい。
誤魔化すとか、口を拭うとか、そういう
こととは違うので、恥と思うこともない。

むしろ…放置しておくことの方が、
怠慢でありまた無責任である。そう思う。
修復する余地が残っているのなら是非、
手をこまねいていないで取り組んだ方がいい。

もちろん、そっとしておいた方が
その際はいいのだ…という判断も当然起きるが
それは、応用問題である。

個々の問題は当事者がすべてが全く違う
ケース。なので、普遍的な術などない。
人の数ほどその対処法は違って来る。
なので対象者の(夫でも子どもでも妻でも)
ことを良く理解した上で…(だからややこしく
なる場合もあるのだが…)接していたい。

そんなことを、星の美しさに感嘆の言葉を
出しながら 夕べ思った。
今は月が早く沈んでしまうので晴れれば
オリオン座の輝きやおうし座の角などが
くっきりと鮮明に見えて肉眼でもOK…。

オリオンのM42が特に素晴らしかった!
星は凄いなと毎度のように思う…(笑)


…*あなたへ…* …

at 2000 11/30 14:11


お元気ですか?キチンと栄養も偏らずに食べてますか?
此の頃、お姿が見当たらないのですが…。
寒くはないですか?みんなと仲良くやってますか?


今日は笑いましたか?心が温かくなることありましたか?
頑張り屋のあなただから、きっと一生懸命になって
毎日闘っておられることと思っております。

私の家のバルコニーももう冬仕度です。
梅の枝に花芽がびっしりと付きました。
シクラメンの花が今年も咲き始めました。
ゼラニュウムは相変わらず元気に咲きつづけてくれて
ます。

こちらは、みんなあなたの明るい笑顔を待って
日々、あなたのPageへ通っております。
これから、寒い冬へと突入してゆきますが…。
私達はあなたの暖かい心が慕わしくて
毎日伺うのです…。

辛い時、悲しい時もあると思います。
独りではないですからね…。みんなみんないるのです。
この気持ちに変わりはありませんから…。