…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2000年9月

…*心のままに* …

at 2000 09/07 14:28


力まずに…力を抜いてみると…
案外ムズカシイと思っていたことも
解決できる…。

構えないで柔らかい応対をしていると
相手も柔らかく応えてくれる…

阿吽の呼吸…
そう言えば…猫も子どもも…
こちらが先に可愛い…とか愛しいとか
思うとそれが、伝わるのか…

猫は足元に甘えて寄ってくるし、
子どもはニコッって笑顔で挨拶を
してくれる…どんな子でも…
赤ちゃんでも…バイバイ!やニギニギを
してくれる…(^^

こちらがほほ笑んでいると、
その体温が伝わるのか、それ程イヤな
応対はされない…

花や植物…トンボや雀でさえ…
小首をかしげて…こちらを向いてくれている
そんな風に感じる…

別にアニミズムでもなく、宗教心でもなく
ただ、心地良い時間をその時その場に
居合わせた人達と分かち合いたいから…

いろんな方々と交流を持ってみたいから…
それより…生きてることが好きだから…(笑)
楽天家の部分は、きっとこのまま…(笑)


Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*信ずるに足りる…* …

at 2000 09/07 16:52


疑わないわよ…
ちっともそういう気になれないわ
あなたってお方は、どうしてなんだろうか?

一つのテーマへ向けて実直にひたむきに
研究を継続して追究する姿を、
知っている私としてはそうとしか言えない..

孤高を愛し孤独を怖れず..むしろ友とし…
穏やかにほほ笑みを絶やさず…
スマートにこの世を歩き…論争に屈せず
楽々と世界中の仲間と連絡を取り…

正義を愛し弱者に優しく…
悪を憎み・・理論を通す..
ゆったりとアクセクせず…歩む

飄々とした、風のようにサッパリと…
いつも清潔な生活を送るそんなあなたを、
どうして疑えるの?(笑)




…信ずるに足りる…やっぱりそう思うしか
ないのである…(爆笑)




Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*白露の頃…* …

at 2000 09/08 16:00


昨日は白露…キレイな言葉…
朝露が葉先で今にも水滴として落下しよう
としているその瞬間…朝日の光がさして
キラリッ…と一瞬輝くサマとか…

なんて繊細で、細やかな観察…
誰がこのように…と想像せずにはいられない

豊かな自然に溢れた四季折々の風情を
慈しんだ古代の日本人には、今より
もしかしたら、鋭い感性があって…
もっと感動して日々過ごしていたのでは…

…と考えると、楽しい…。

漆黒な夜の闇だから、蛍の光や月や星の光
にウットリと照らされて…恋人達は陶酔した

しんしんとした音のない空間だから、
笛の音、水の音、衣擦れのさやかな音が
心を躍らせた…

喧騒と人工の光の洪水の中では、
真の美はどうやら豊穣な実りを結ばない
そんな..危惧も感ずる。

便利さは物の価値をすっかりと様変わりさせ
薄っぺらい軽い…そういう類の物や情報に
振り回されて、疲れてしまった人が多い…

本当に大切なものや事はたやすく目には
見えないし

本当に良いニュースは囁き声でしか
語られない

研ぎ澄まされた感覚を持ち、どうせなら
物事の本質的な真実と理を知りたい…

例えば、人は何故存在しているのか
例えば、なんで地球に命が溢れているのか
そういうこと…


Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*お月見* …

at 2000 09/12 14:56



今夜はお月見…お天気は残念ながら
曇り模様…。

せめて…お団子とススキでも用意して
アハハ…相変わらず「花より団子」

満月はこれからかける一方だから
14夜の月が好きと
かのユーミンは歌ったけれど

いかにもユーミン…という感じを受けて
彼女の音楽の世界を眺めなおしたことを
おもいだす…。

嬉しいことと、ちょっと憂鬱なこと…
いつものことだけれど日常茶飯事で
起きているけれど…

友…旅より帰宅は…嬉しいニュース(^^

せちがらい浮世からワープしたNet社会の
中では、心のままに…心穏やかに…
これからも、有益な交流をと期待している


・…。
言葉はその人を顕わす…鏡…。

後ろ向きな言葉や、不用意な表現は
それだけで人を傷つける…
何か思った時にその感情のままに書いて
しまったら…後で取り返しがつかない
こともまま起きる…。

言葉は一度発せられたら2度と訂正は
できないものなのだ…。

私自身も常にそのことは留意して
発している…それでも…知らず知らずに
思いもよらぬことに、気が付けば私の言葉で
心を痛めてしまっているお方がいる…。

困ったこと…残念なこと…
何か、とても困惑をしているが..
こちらの意図と違うリアクション…
これも個性であり、感性…なのか…

そんな思いを今日は抱いて…
空を見上げる…。




Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*心踊る報告* …

at 2000 09/14 22:43


未来は明るい…少なくてもそう思える
誠実に生きて活動している壮年期の
人々が日々頑張ってくれている限り…

“明日”は毎日、希望と一緒にスキップをして
やって来る…そう思うと勇気が湧いてくる

私には何もできないけれど、
私には力も才能も無いけれど…
私には私にしかできない、こともある…

自分の身の程をわきまえつつ…
自分のBestを尽くそう…

きっと強い断固とした意志を支持するとか
きっと大丈夫と、言い続けるとか
きっとうまくいく..と信じて疑わないとか…

そういう祈りに似た思いはきっと
…見えない力となって伝わるのでは
ないかな…心からの祈りと思いは
それだけ…原動力となって…動機となる

継続してゆく為に、いつも迷わず
信じて…歩く…これ…これだけ…。

長い、暑い夏はこのように閉じ…
これから…採り入れ…
収穫の秋の訪れとなって行く…

これからもこのスタンス..
この歩幅で..楽しく歩んで行きたい…
できることなら潤いのある道であって欲しい

今夜は十六夜…
虫のすだく声が一段と高い…
秋..たけなわ..である…



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*IF…もしも(改作)* …

at 2000 09/18 12:35



もしも、空を飛べたなら…
 きっと真っ先にあなたの元へ飛んで行く
 驚くあなたの目の前でクルクル、飛んで
 見せたいから…そしたら私を抱き留めて…

もしも、私が男なら、
 あなたの為に色々と手伝えることも
 できるでしょう…
 夜を徹して酒を酌み交わし、
 もっと心の底まで分かち合い
 互いに刺激を受けるでしょう…

もしも、あなたの本心をそっと覗ける
ものならば、
 こんなに、悩まずのほほんと
 気ままにしていられるのに…

もしも…もしも…もしも  
 欲深エルゼのもしもは続く…
 こんなにもしもがあるなんて
 いかにも、強欲・イヤな女…

もしもが変わってこんなに増えた…
考え出したら停まらない(笑)


Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*信頼と信用* …

at 2000 09/19 15:06



今日は、Mint.mamuのマガジンの配信日である
メルマガであっても読者の皆様があっての
週刊マガジンである…。

週刊というからには配信日をマムは
最低のマナーとして守って来た…。

読者の皆様も毎週火曜日にはマムのマガジン
が配信される…と無意識の内に習慣として
お待ちになっておられると思われる…

確かに、メルマガは無料配信である
面白くなければ、関心が無くなったら
そう…もしかしたら、駅で配っている
ティッシュの如く、気軽に登録解除されても
ライターは、全く蚊帳の外…

なんにも言えない立場である、
どんなに『一生懸命書いたのに…』などと
言っても、そのマガジンが読んだ人にとって
つまんなければ、要らない情報として
削除されてしまう運命である…(−−;

だから、せめて週刊メルマガならば
週刊マガジンの配信日くらいは死守して
ライターの姿勢を顕わしたいと思ってきた…

しかし…本日…残念なことに未だマガジン配信
はされてこない…

第32号は…まだ、メール・ボックスへ
配信されて来ていない…

理由はどうであれ…非常に残念
また、悲しいことであるが…

信頼と信用の問題にまでこれは
発展してしまいそうで心痛むこと…

たかがメルマガ…されどメルマガなのである
マムの悲しみを誰か分ってくれるであろうか

それとも、これはただの悪い夢なのでろうか
夢なら、そっこく醒めて欲しいものである




Eruze♪ Mint.mamu・・・★





…*窓辺の風景* …

at 2000 09/20 14:19



お彼岸の入り…暑さ寒さも彼岸まで…
湿度の少ない晴れた日は

北と南…両方の窓を開き風の道を作る…
こう言う時いつも、トトロの中の猫バスが
さぁ〜っと風と一緒に通り抜けてくれた
そんな錯覚をしてしまう…

20世紀最後の夏は真夏日67日を記録更新し
この百年で一番暑い夏となって…残ることと
なった…。

なんでも桁外れの予想外の出来事…
今年は特に多いように感じる…これも
私の錯覚?なのだろうか…

昨日はちょっとしたアクシデントで
PCの前から離れる事ができなかった…

冷や汗と脂汗…それからいつもの諦念が
私に訪れ、『ピエロ』という友人の日記に
たまたまUPしてあった単語から…

あっという間に…自分はやっぱりピエロ
なんて思い自分の心の痛みを舐めつつ…
だまし…だまし…深夜になってやっと解決

問題は次なる局面を迎えることとなった…
課題は確かにいつもある…
それに取り組むのか逃げ出すのかは
二者択一…そうなったら…

私は相変わらずピエロのまま踏み出して
しまう方なのだ…。あぁ〜…まただぁ〜。
こうやって、また自らハードルを招いて
しまった…。

抱えきれるかどうか…
答えはやってみなければ…わからない
でも、失敗はしたくない…
やってみるのならちゃんと遣り遂げたい…

これはもう…性格なのだろう…
それにしても…である

『人間万事塞翁が馬…』これなのだ…。
この心境でいれば…何が起きても
それほど動揺はしないで済む…

今回は身を持ってこの言葉を経験した次第
なのである…
しかし…トホホホ…でもある。

出窓の外は明るい秋空…今日はサッカーの
ブラジル戦…早めに家事を終了し
ひととき…TV観戦に没頭しよう…
どうぞ…あの悲劇を繰り返さないように…

決勝戦へ勝ち進むことが出きる様に
と、願うのはきっとみんなと一緒…



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*新しいPage* …

at 2000 09/21 12:49


何かの転機は想いも寄らない方向から
こうやって訪れる…。

ただ…やみくもに走り出す事だけは
やらないつもり…それ程熱くはない…。
若くも無い…想いの他冷静でもある…。

でも新しい展開はどうであれワクワクの素
にもなる…大したことではないけれど
私にとっての段階としては進歩になるのか
それとも、とんだ勇み足になるのか…

これは精一杯取り組んだ後、じっと何処かで
私を見詰めている、神様の思し召し…以外
誰も知らない未知の世界…。



Eruze♪ Mint.mamu・・・★


…*季節の動き…* …

at 2000 09/25 12:33



凌ぎ易い日がやっと続き出して…。
もうすぐ今年度の折り返し点…。

前半の激動期…は後半にはどのような実りを
もたらしてくれるのだろうか…。

秋に収穫祭が多いのは今までの仕事の
是非が作物の穫り入れに関わるから…

恵みに対しての感謝と慰労と喜び…の
表現なのだろうって実感として思う…。

自分なりの収穫・実り…手応え…。
何故秋が好きかの、一つの理由はコレ…。

達成感と充実感は…真剣に取り組んだ者に
だけ与えられる…歓び…。

昨日は女子マラソンの高橋尚子さんの
金メダルと巨人のまさかの劇的逆転優勝…
という朗報が飛び込んできた…。

何故か…嬉しかった…長嶋監督の破顔一笑
と尚子さんの爽やかさ…は素敵だった…。。

大きな仕事を成し遂げた人の満足感が
こちらにまで伝わって…鼓舞され、
励まされる…。
私はどうだろうか…出来うる限りの力を
尽くしているだろうか…。

誰のためでもない…自分自身の可能性を
最大限試しているだろうか?途中で諦め
てはいないだろうか…。

やるべきこと…もっとあるのではないだろうか
自分に甘くなってはいないか?どうだろう…

おまえはちゃんと生きているのだろうか?



Eruze♪ Mint.mamu・・・★



…*着地なんとか出来た…* …

at 2000 09/26 09:01


長い一週間が過ぎた…。
世の動きに沿ったように激動の時間のようにも
感じた…。

人との繋がりをそれでも大切にしたい…
人とはやはり惜しみなく許し合いながら
一緒に歩んで行きたい…。

少なくても私と縁あってコンタクトを
取り合って下さっている方々とはどうであれ
そのご縁を大切にしたい…

時にはいたしかたなく本意でもない結果
も出る…オリンピックのジャッジでも
そういうアクシデントは起きている…

ただ、その時どういう対処と素早い判断
を滑らかに下し、修復と修正を行えるか
だと思う…しそのようにこれからも対処
をして行きたいと…心新たに思った…

誠意を尽くす、正直に振る舞う…
やぶ睨み的拗ねた、ヒネクレタ考えを
持たない…相手を責めない…。

私も人間…相手も人間…
完璧さなど求めていない…間違ったら
素直に認められるかどうか…だと思う…。

頑なな思いになりがちな狭い自分を
醜い自分を曝しつつ…だから膿を出し
また新生する..再生する…

可能性はいつも自分の心の中にある…
そう信じて…そう思って…
そのように生きたいと…切に望む…

アハハ…である…アハハ…



Eruze♪ Mint.mamu・・・★












…*秋の境内…* …

at 2000 09/29 15:57


一年に何回もない空・気温・景色
そういう三拍子揃った日に昨日は出遭えた。

700年近い歴史を持つのお社は
いつも待っていてくれるあの大好きだった
優しい祖父のように穏やかで広い

昨日は一段と風格を持って秋空の下に
佇んでいた、ソレだけでもう…充分

何かを熱心に祈る老婆の姿…。
樹齢400年以上の銀杏も確かにあって

そこは音や風の動きも停止
…確実に歴史と威厳が突出した空間

よかった、とにかくよかった。
そう、秋の空と気温とこの風景に出遭えて
心の奥底から思った…



Eruze♪ Mint.mamu・・・★




…*りんごと金木犀…* …

at 2000 09/29 16:50


甘酸っぱくてシャキシャキしてて
少し硬めの林檎を手に取ると
そのまま思いが湧き出して来て

エアコンを切っていても爽やかな午後
感傷に浸れるのも秋ならでは…。
去年の今頃は…とか10年前の今頃はとか
22年前の今頃はとか…

秋は一年中で一番好きな季節なので
大好きな人に出会えることも多い季節
幸福な時間が多い時でもある…(笑)

ウフフ…初めてデートらしいデート…
原宿から渋谷への公園道路を歩いたのも
この季節だった…。

林檎をピカピカに磨いて投げ合いながら
ただ夢中で話しながら歩いた…。
ポンポンと宙を舞う林檎の赤と空の青が
とっても綺麗で…弾む気持ちのそのままに
鮮やかに残っている思い出。

金木犀の香りを何処かで感じながら
歩いた道…秋の光景は何故か優しい
柔らかい光で満ち溢れてて…

素敵な予感がいつもより増える…
リース作りやパッチ・ワークや
編物の季節でもあるからユザワヤへも
出掛ける機会が増える…。

初めて手編みのベストをプレゼント
したのも..そうそう…秋だった…。

あれから、何年も経ったね…
どうしている?
きっと幸せに何処かで暮らしているよね…

秋になると急に思い出す癖はあの頃から
全然変わっていない私のクセ…の一つ



Eruze♪ Mint.mamu・・・★