…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2001年4月


*あなたへ…* …

at 2001 04/02 14:27


無事、今頃、あなたらしく軽やかにステップを踏んで光の方へ向って昇って行っていることでしょう…。…これからは空の上からどうぞ私達を見守っていてね..

夕べ、みんなから伺いましたよ…
一杯愛して、一杯愛されて、みんなに元気を配って
精一杯、出来得ること全部頑張って…闘ったそうですね…
…最期も、みんなにとっても惜しまれて…
実にあなたらしいです。

ご主人もお母様もお父様も弟さんも…にこやかに…そして目尻に涙を溜めて沢山お話しして下さいました。
伺っている私達も笑顔と泣き顔が行ったり来たりで…

それを聞いて、友人として誇らしく思えて…
それを聞いて、だから、もっと 哀しくて…

…でも、あなたに逢えて本当に良かったとまた思いました…。
…不思議と暖かい気持ちになって 帰宅できました。また、あなたにこうやって励まされた
そう感じてます…。

駅には夫が迎えに来てくれておりました…。
黙って、二人で歩いて帰りました。


夜桜が綺麗な夜でした…







*桜に寄せて…* …

at 2001 04/05 14:59


薄桜色の柔らかい傷付き易い桜の花びらを持つ
塊のように枝々に花を一斉に付ける花、桜

桜は期間限定だから、それだけ 桜に
寄せる思いは深く多いように思われる。
寒い、厳しい冬を越えて来た私達に
感慨深い趣を持たせ…殊更にその咲く時期
まで毎年注目され愛される花、桜。

そう言えば、寅さんの妹の名前も
さくら さんだった…。実にピッタリな
ネーミング。名前、さくら。

『桜』の付く言葉…

桜貝、桜色の耳たぶ、小桜インコ、桜草
桜エビ、桜狩り、桜湯、桜鯛、桜飯、桜餅

一斉にワーッと咲く様子…
夜垣間見る、妖艶な立ち姿…。
桜は朝、昼、晩、その顔の表情やお化粧また
風情を微妙に変化させて、見る物を魅了する。

花、桜。

“「木の花は」 
 こきもうすきも紅梅。
 櫻は、花びらおほきに、葉の色こきが
 枝ほそくて咲きたる。…”

      『枕草子』より、抜粋♪





*花祭と満月と櫻…ありがとう♪*

at 2001 04/08 23:23

日は花祭…。
お釈迦さまのお誕生日である…。
また満月..しかも満開の櫻…。

私の想いもなんとか叶い…。
気持ちは円満..。穏やかな満ち足りた
そういう気持ち…。

何よりも無償の友情をプレゼント
して下さった、長屋の村長さんへ
感謝を込めて…「ありがとう!」
声を大にして、届けたい…(^^


*…ありがとう♪*

at 2001 04/10 07:55



アハハ…とにかく、ありがとう(~o~)
今はそう思ってますm(__)m









*…タンポポのように♪*

at 2001 04/12 18:06

タンポポの花は…
深い根を張り、冬はロゼッタで越冬し
春の声と共に首をシャンと伸ばし…
のどかに…フワンと花を開く…
いいなぁ〜…♪

素材屋さんからお借りしながら、思った…
明るい黄色い花…綿毛の旅もまた楽しい…

風任せ…天気任せ…の気侭な旅…
タンポポのように..
タンポポのように…咲きたい…







*ゆるゆる…ゆらゆら…♪*

at 2001 04/13 15:38


はる は ゆるゆる ゆらゆら…

ひらがな の やわらかさ と にていて

こころ まで おっとり してくる

ゆるやか ゆらめく かげろう のぼって

ひかり あふれ かぜ そよぐ

みどり したたり ことりもさえずる

ゆるゆる ゆらゆら…

…ゆるゆる ゆらゆら…

たゆたう こぶね かわも に ひとつ

ゆらり ゆられて ながれ ゆく





*新緑幻想…♪*

at 2001 04/13 19:11


今、金曜日の昼下がりです。
 
今ねここから見える…窓からの街の様子を
書くとヤナギの若葉が出揃い…
春風に気持ち良さげに愛撫されて
恥かしそうに初々しくしなやかな浅緑色の 
髪の毛のような細い枝を揺らしております…。

春の光の中…バルコニーでは貴方から
戴いた『ボロニアピナータ』
(ミカン科:オーストラリア原産)
の可愛いピンク色の花が満面の笑みを
浮かべるように咲きそろってます..。
ムスカリの紫と薔薇の濃い緑の葉の色が…
にじむように…綺麗です。

北側のポーチではツタの新芽が出てツヤツヤ
した輝きを見せて益々繁りを増しております。
紫陽花も葉を広げて。
 
もう、この家には春というより、初夏の
風情があります..。
植物の無言のデモンストレーションは
これからが一番…賑やかですね(^^

そちらもきっと春爛漫。
百花繚乱でらっしゃるのでしょうね…。
 
この季節のあなたのお庭をできたら
眺めてみたいです…。
レースのカーテン越しに…
あなたの隣りでコーヒーを飲みながら..
低くく流れるビヴァルディの『四季…春』
を聴きながら…
 そういう時間を持ってみたいです。 

この季節の暖かな夜…風に吹かれながら
月や星を愛で、クリスタルのワイン・グラス
を手に..二人で『春の夜』を楽しみたい。
カサブランカのテーマ曲
『時の過ぎ行くままに
(As Time Goes by)..』
を聴きながら…
爽やかな花の香りを胸一杯に吸い込みながら…

あなたの隣りで花のように咲いてみたい…

   週末の金曜日の午後…
   白昼夢をみた…新緑幻想…













『素顔のままで…』..感謝状♪(^o^)

at 2001 04/17 08:22

『素顔のままで』
全Pageに流れるように設定変更しました♪

世界にたった一つ、エルゼPageでしか聴けない
Midiなのですから…(^o^)…。
アハハ..暫らくは..この曲だけで…♪

ありがとう♪本当に ありがとう★
ジャズ・ギターのアドリブが流石です…。
bossanovaバージョンがやっぱりこの曲には
とても良く似合います…
アハハ全くの私の主観ですけれど…
bossaの精神とマッチしてるって感じるのです
何よりも 暖かい想いも届いてます。
自然と頬が緩んでしまいます…。
ありがとう…!何度言っても言い足りない

人っていいものですね…
という気持ちも込めて
ありがとう…!

bossa



VIVA BOSSANOVA♪

FromEruzeMint.mamu





*職業としての政治・…より*

at 2001 04/17 23:58

4月中旬…自民党総裁選を巡る四氏の
火花散る争いが日々TVニュース・新聞を賑せている。
志を持ちそれぞれの候補がご自分を
盛んにアピールされておられている…。
どういう結果になるのか…本当の意味での
『政治改革』が実現するのか?(苦笑)
非常に弱々しい期待を持って?見守っている。

真のリーダー…を育てて来なかったツケは
非常に大きいリスクを持って…ここに来て
21世紀創めの日本に…課題をつきつけている
そう思えてならない..。


…ここでエルゼPageとご縁の深い
Max.Wever(1864〜1920)の名著
『職業としての政治』…から印象深い部分を
抜粋しておこうと思う…。

「カリスマ・官僚制」などの言葉の産みの親
でもあるWeverは社会学者であり哲学者であり
経済学者であり、音楽にも深い造詣を持つ
在る意味で天才…巨人であったことは周知の
通りである…。この『職業としての政治』は
1919年1月ミュンヘンのある学生団体の為に
行った公開講演を纏めたものである。
この講演の前に『職業としての学問』も
講演されている。ここで言う職業とは…
『ベルーフ』=『天職』としての認識である。
徹底したプロ..という意味でもある。


=============================

…この書の最後の部分…より↓

政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら
堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり
抜いて行く作業である。もしこの世の中で
不可能事を目指して粘り強くアッタクしない
ようでは、およそ可能なことの達成も覚束ない
というのは、全く正しく、あらゆる歴史上の
経験がこれを証明している。しかし、これを
成し得る人は指導者でなければならない。
いや指導者であるだけでなく、__甚だ素朴
な意味での__英雄でなければならない。
そして、指導者や英雄でない場合でも、人は
どんな希望の挫折にもめげない堅い意志で今
直ぐ武装する必要がある。そうでないと、
いま、可能なことの貫徹もできないであろう。
自分が世間に対して捧げようとするものに
比べて、現実の世の中が
____自分の立場からみて_____
どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて
挫けない人間。どんな事態に直面しても
『それにもかかわらず!』と言い切る自信の
ある人間。そういう人間だけが政治への
『天職』(ベルーフ)を持つ。

  岩波文庫「職業としての政治」より
       ===========================

※20世紀の初期にすでにWeverは透徹した
 史観を持って…論じていたのだ…。
 政治の実践者に対して備えるべき資格と覚悟
 とは何かを痛烈に問題提起しているのである
 実に説得力のある説であると…21世紀に今
 こうして生きている私はこの書を読む。
 
  



*「変わりなく在る」と云うこと…♪*

at 2001 04/21 12:09


人の想いは本当に気紛れで動き易いものだ。
何かあると先ほどまでの自分の考えや想いを
すっかりと忘れて全く反対のことを話したり
している…そういう事実に何回か出遭う都度
苦笑と溜息が込み上げても来る..。

…信頼とか信用は目には見えない貴重な大切
な物であるが、これほど裏切られる確率が
多いものもないような気がする…。

我が腹を痛めて折角この世へと命を与えた
貴重な我が子への虐待は増加する一方との
こと これは何故なのだろう?躾?と称して
エスカレートして行く体罰の末が殺人である。
また、悲惨な折檻を繰り返えされた幼い7歳の
子がショックのあまり口をきけない程の重い
心の傷を負ったと今朝、ニュースで報道されて
いた…。

子にとって親は「変わりなく存在」している
唯一の砦であり安息所なのではないだろうか?
子にとって親は「変わりなく在り続ける」
最初に出逢えた「信頼できる大人」では
ないだろうか?裏切られない…そういう
安心感をプレゼントできない親が残念だけれど
増加している…そんな気がする。

命を奪うことだけが殺人ではないとも思う。
人への信頼や当たり前の純な心を傷つけて
放置しておくことも或る意味で精神的な殺人と思える。

これは例えばHP運営でも云えるかもしれない。
「変わりなく在る」と云うこと..。
簡単なようでそれを維持し継続して行くことも
実は大変なことでもある…。でも、一旦
関わりを持ちもしもその人の心の安定や慰め
に貢献できるのならば、やっぱり続けてその
場所に立ち続けて広く両手を広げて
訪れて来る人々を出迎え続けたいものだ。

こちらへ来て下さったというご縁は大切に
させて戴きたい…そのように思う。




*届いてますか?受け取って!*

at 2001 04/21 15:55




ゆるゆると流るる時間に身を任せ
     君 融けたまえ心のままに






*風が吹いた*

at 2001 04/24 15:26


新風…日本を揺るがす新総裁の誕生か?
    三度目の正直…XJAPANのファンという
    異色の新・総理…裏切らないでね。
    信念を曲げずに通して下さい。
    小泉純一郎さま…

旋風…先週は皇太子妃雅子妃殿下の
    ご懐妊の兆し報道…春、来るですね
    静かに…おめでとうございます。
    皇太子さま

薫風…新緑が薫る..コートを脱いだ制服姿
    若さが一杯で希望に溢れていて..
    いいね…子ども達!頑張れ!

笑風…てっちマガジンの復活!
    最強の笑いのメルマガ..
    「Netは楽しいのが基本だよね…。」
    うん、その通りです。お帰りなさい
    てっちサマ

順風…努力するものは必ず報われる
    リアルサイトの青山氏…
    体調を調えつつ中央突破..
    これしかない…ファイト!

誕風…トキの3世の誕生!
    おめでとう…よかったね♪


微風…『素顔のままで』少しづつ動き出した
     ね、焦らないでじっくりと納得を
     重ねながら歩いて行きましょう…
     独りでは大変でも、みんなと一緒なら
     気持ちはちょっとは紛れるよね。
     綾乃さん..♪









*時の過ぎ去り*

at 2001 04/27 22:17


この、今、一瞬..は瞬時に過去になり
過去の想い出の一つの場面になってゆく..
消しようもない現実…事実..。
誰でも知っていること…。

記憶はそれでもどんどん薄らいで行ってしまう
どんなに忘れない!って想っていたことも
時の過ぎ去りの経過には抵抗できそうもない

…でも、中には例外もある…。
愛した人のこと…それから…
これだけは!って心に深く刻んだこと
それも半端じゃなく…強く強く念じたこと
これは消えてはゆかない…

遂、昨日までの季節の逆戻りは
先月見送った旧友のことを自然と強くまた
想い…胸が塞ぎ…繰り返しまた悲しみに
覆われてしまっていて…
処感のUPは出来なかった

彼女はまだ、私の中で生きていて…
力強く微笑んで..いる..。
遂、手帳にあるTEL番号を見て…
「あ…そっかぁ〜…(−−;)」と..
思い知るのである…。

・…今日のこの日…ある意味で
私は忘れたくない日となった…。



*しなやかさ…*

at 2001 04/28 23:51

しなやかさ…

at 2000 06/29 21:37 編集




気をつけていても 意識していても 
時々失敗をしてしまう。

心の潤いが少ない時に多い失敗

…しなやかに 柔らかく たおやかに

この 形容詞を忘れないように

人とは接して行きたいもの…

しなっても折れない…したたかさ

そのもののような篠竹のように 

頼りなげに強い風に しないながら

それでいて 決して屈しない生き方を…

…などと、想う…




*今日も…明日も… *

at 2001 04/28 23:56

今日も…明日も…

at 2000 07/09 21:07 編集



人を愛すると力が湧き上がります…
人を愛すると心が晴れ上がります…

人に愛されると、勇気が湧きます。
人に愛されると、拘りが溶け去ります。

人と愛し合い、人は人を産み出します。
もともと、人はそのように造られている..。
だから、愛さずにはいられない…。
愛されたくてたまらない…。

素直な自分をあなたにこうして今も…
初めて出遭った頃のように見せられる…。

もっとあの頃より、愛しているから…。
多分ずっと…。愛していく…。
どうぞ、だからあなたも私を愛して…

一緒に歩きましょう…。もっと高め合い、
もっと広く視野を広げて…

そして…もっと愛し合いましょう…。




…*DREAM…* …

at 2001 04/29 09:54

at 2000 07/09 13:36 編集

 夕暮れの友を呼ぼう
 砂漠をつま先立ちで横切ってくる
 何百万もの星屑を連れて
 好きな星屑を選んで、そして・…
 
 夢を見よう、気分がブルーな時は
 夢を見よう そうした方がいい…

 夢を見よう 煙の精が立ち昇るあいだに
 想い出のかけらを
 見ることができるだろう

 だから・…
 夢を見よう、一日が終わったら
 夢を見よう、叶うかもしれない
 ものごとは見えているほど悪くはないから
 だから夢を見よう 夢を 夢を…


小野 リサ…アルバムより


EruzeMint.…☆