…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2001年6月

*・・一日一生・・*

at 2001 06/03 09:34


眠りは一種の小さな死…。
一日の終わりの先の安らかな時間…。
不甲斐ない自分の一日を自省し反省した後
ご褒美として訪れる時間なのかもしれない。

…そして朝は..一種の誕生…。
新しい自分との出会い…。
心一新して…昨日の経験を踏まえて軌道修正
を加えつつ…我が道を進む為に取り組む。

内面で帰結し処理をし…そしておおらかに
のびのびと..萎縮することなく
自然体で…。

…「幸福論」の中の一つの主旨は
とてもシンプルでさえある…。
またそれ故、人に共感を与える…。



FromEruze Mint.mamu


*…穏やかな時間…*

at 2001 06/05 12:47


週末から昨日にかけてはNetからちょっと
離れて自分の時間を楽しむ日程をとった。

もちろんNetは楽しみではあるけれど、
Netから離れることも精神衛生上やはり
自分の中の空気と風通しを良くして行く
為には必要と想っているからである…。

また、昨日は父の14回目の命日でも
あったので母と一緒にお墓参りへ出掛けたので
物理的に無理でもあり…外の空気を吸いつつ
また、色々と想い考えを深めていた。

亡くなった人への供養はずっと続き
一年中気にしているとその行事に追われて
時間が経過してゆくようにさえ思えるが…

これは、残された者の大きな慰めにもなって
いて…時間を積み重ねながら空虚になった
喪失感を少しづつ埋めて行けるような行為
…とも言えるな..と最近、法要を重ねる
度に実感する想いでもある。

綺麗にお墓を清掃しお水を替えお花を
供えお参りをすると…。心が穏やかになり
『来てよかった…』と何とも言えない
満ち足りた想いに充たされるのが常である。

それほど長い時間をかけているわけでも
ないのにその場にいる時はずっと父の傍で
話しをしていたようにも感じられて…
父のさりげない様子..静かにいつも読書を
していた頃の空気があって不思議な気がする
時間でもある…。好きなお酒を片手に
読書三昧であろう向こうの世界での父..。

そちらで、あの頃のように私や私の子供たち
また、母や妹を見守っていてね..。

透徹した眼差しでこの世を見詰めていてね…。
できれば良い報告をまたお届けしたいと
私も頑張りますので…どうぞその時は
笑って迎えて下さいね…。


FromEruze Mint.mamu



*…OFF…*

at 2001 06/07 10:44



今日は平日だがAMの仕事はOFF…♪

午後からは子供の学校のPTA総会と
講演会があるから…OFFの計画をした。
講演会の講師は『小出監督』..。

こんなにユッタリとできるのも
追われるような時間では無いから…と思う。

小出監督のきっと楽しい?お話しが
直接自分の耳で聴けるからとも思う。
「褒めることでその目の前に居る選手を
 大きく伸ばそう!」という主旨の本
「君ならできる!」..は興味深い内容
であったので…ワクワクするような
期待感を持って外出をする…♪

新しい夏のスーツで…というのも
小さな、密やかな…私の楽しみ..。
アハハ、やっぱり私は…
こういう他愛ない事でも嬉しい
女…なのである…これからも…。




FromEruze Mint.mamu





*…感無量…*

at 2001 06/07 17:39




マラソンの小出監督さんの教育講演会を聴いて
参りましたっ!題目はずばり
『君ならできる!』

底抜けに明るくて人懐っこい監督のパワーは
アハハハと笑いながら会場の聴衆へも伝播して
参りました!

運良く、なんと講演会終了後…握手とサインを
戴いてしまいましたっ!(爆)
「いいのかなぁ〜..」と思う暇なく自然と
…です。
お忙しいのにも関わらず..
『夢と希望』とご自分のお名前を書いて
下さいました!感激しました…。

ガッチリとして厚味のあるしっかりとした
手でした…。

夢と希望を忘れずにご自分の目的であった
高橋選手と一緒に『五輪での金メダル』を
手にされた自信に充ちた手でありました…。

温かい、人を育むことの楽しさと素晴らしさ
を今まで実践してこられた…
そういうお仕事をされている方なのだと
…なんだかしっかりと
伝わる講演でした..。


こういう人に『君ならできる!』って
言われたら…凄く頑張れるだろうな…

…と、深く思えた…。




FromEruze Mint.mamu








*……*

at 2001 06/09 17:13




狂人の真似とて大路を走らば
即ち狂人なり。


悪人の真似とて人を殺さば、
悪人なり。

〔徒然草第八十五段後半より抜粋〕



平成13年6月8日(金)
大阪教育大教育学部附属池田小学校における
無差別児童殺傷事件の被害に遭われてしまった
お子さんとご両親に…衷心より…お見舞い
またお悔やみを申し上げます…。





FromEruze Mint.mamu














*「小泉内閣メールマガジン」本日登録開始!*

at 2001 06/09 18:03


小泉内閣メールマガジン創刊準備号掲載
(登録は6月9日(土)より開始)




もうあなたは登録されましたか?
(^^私は今朝登録完了しましたよっ!

登録サイトには読者の投稿欄もあるので
気軽に自分の声を内閣へ届けることも可能
であります。私も早速今朝、投稿させて
戴きました…。双方向性のある内閣…。

そうであるのなら…、黙っていないで
建設的な積極的な意見を活発に発信し、
少しでも血の通う…生きた政治活動への
参加・協力をして行く姿勢をとりたいもの
ですね。






FromEruze Mint.mamu





…改めてあの悲惨な事件について…

at 2001 06/10 15:04


「夢と希望」を与え、心身共に健やかな成長を
促す場である筈の学校の安全が…実は
もう守れていない現実…をもっと切実に
考慮して緊張感のある体制を機能させていて
欲しかった。
どこかに気の緩みはなかったかしら?
休み時間であったのも単なる偶然かしら?

これでは、京都や神戸の事件の犠牲者に
本当に申し開きができないじゃない!(−−;
幼い命が踏みにじられる都度、繰り返し、
もう二度と、同じ凶行が起きないように…
と私達は誓ってきたのではない?


…しかし、私達は人への信頼回復を早急に
第一優先に考えて臆することなく前進して
ゆきたいとも勿論思う。
閉鎖的になる必要な全くないのですから…!
萎縮して諦めているわけにはこれはいけない
のですから…。

犯人の犯した罪は精神を病み苦しんでいる
人々へも大きな影響を与えると思う。
世間の偏見におののいているだろう弱者へも
犯人はダメージを「これでもか!」..と言わん
ばかりにいとも簡単に無造作に与えたのです。
一緒にして考えてはならない..。
短絡的な判断は自重すべきとも強く思う。

…犯人は『自分は精神鑑定で引っ掛かるから
無罪になるのだ!』なんて、勝手なことを言っていると言う…。

…この点だけを取り上げてもそういう
気の廻し方ができる判断力を持ち合わせて
いるのだから責任能力有り!
とみなせないだろうか…。
厳正なる裁きを行い、この人間の仮面をつけた鬼畜を厳正に厳しく断罪してもらいたい…。

付け加えて…報道面で、実名また写真で犯人の情報を流しているのはどうであろうと
当然であろうとこれも強く思う。

…しかし、しかしである。何度も思うがいくら
今、こうやって声高にアレコレと叫んでも
一瞬の凶行の前に砕かれてしまった
まだ、年端の行かない幼い子達の未来は
閉ざされたままである。二度と再び彼等の
母の胸に父の傍らに『ただいまぁ〜♪』
と…言って戻ってこれないのだ…。

…保護者の方々の心の痛みを思うと…
こみ上げてくる思いで…一杯である。
どうにもやり切れない気持ちの日曜日
..。

時の記念日が彼等の告別式の日となった




FromEruze Mint.mamu








信頼する龍先生への今朝のBBSへの書き込み

at 2001 06/10 16:26


おはよう…ございます…。

先生…あってはならない事件が大阪の
小学校で起きてしまいましたね…(-_-;)

開かれた学校…は『安心できる場』だと
信用しているからこそ私達保護者は、
大切な我が子を学校へ託すのです…。
人への信頼や人との絆を強める為に
学校へ通わせているのです。

もちろん知育も大切ですが、徳育…というか
人として基本的な姿勢を学ばせ、また児童が
集団生活で色々な場面を通して経験を
体得する場としての使命も本当に大きい…と、私も思っております。

…この事件は、人への信頼の裏切り行為です。
咲こうとした花の蕾がいきなり踏みにじられたんです。
…児童の命を守りきれなかった学校にも沢山の課題が残されましたね…。いくら言葉を尽くして謝罪されてもあの子たちの命は帰って来てはくれない…。

二度と、二度と起こさない…。
こんな風に学校で…
教室で命を絶たれるなんてこと二度と起きない学校の再建をと…願っております…。

「…もし、我が子の身に起きたことだっら…」
って、大人全員が想像力を働かせて自分の
問題として捉え考えて欲しい..それくらい
深刻な問題だと…感じてます。



FromMintmamu


*…百合の花…今朝開花…*

at 2001 06/11 14:11



六月の初夏の陽射しを浴びて
百合が蕾を開き咲いてくれた…。

…。とても貴重な開花に想えて…
嬉しく想えいつもより…より沢山
言葉を掛け、水遣りを丁寧にした…。

百合の精がいるのなら
昨日、天に召された無垢な子供達の
傍へ行き、優しく咲いてあの子達の
魂を慰めてあげて...と話した..。





FromEruze Mint.mamu








*…真っ直ぐな眼差しを注ぐ…*

at 2001 06/13 14:40


人は目に入って来る情報に動かされる
現実がそこにあるから…刺激を受ける

目に入って来る情報によっては
大きく心が動揺し、また情の揺らめきが起きて
感情が動き、行動が起きる。

その起伏の多少は 各々皆個性によって
異なる。
微妙な感じ方の違いを大切にして欲しい。
付和雷同して同じコメントを繰り返す
TV情報は危険..。

流されて来る情報や映像を丸ごと鵜呑みに
しないで欲しい…。
一つのジグソウ・パズルの一片と見なす位
がいいかもしれない…。

また、メディア側も片寄り過ぎる見解を
持たずに、段階を追った取材をと望む。

政治や凶悪事件を…TVショーに仕立てて
いるのだから、そのことに気が付いて…
揺すぶられるままに行動するのは軽率な
ことなのだと…わきまえて欲しい…。

事物、経緯、事情、背景、に対して
積極的な関心を持ちつつ、
真っ直ぐな眼差しを注いでいたいものだ。


FromEruze Mint.mamu









・・・*…雨の朝…*・・・

at 2001 06/14 08:29


朝から強い雨が降っている…。
心の奥底にある澱までも流してくれそう…。

知らず、知らずにストレスを溜めている。
気が付かないうちに流されている..。

自分の歩みの調整を細かくしながら
気を付けよう…とフト想った…。

世相はこのように荒々しく苛酷…。
ニコニコ笑いながら実は心の奥に
人に言えないような憎悪や嫉妬心を燃やし
中には、表面にまでそれを出して
人と接する輩も増えた…。

ふてぶてしく「何が悪いのだ!」
と開き直る愚か者の多さ…!
電車内に座り込む女子高生…。
平気で携帯電話で話すサラリーマン。
駅の構内で車座になってしゃがみ込み、
酒盛りと喫煙を楽しむ、高校生…。

誰もが不快でイケナイ!と想っていても
関わりを持つことさえ嫌悪して、
見て、見ぬ振りをして通りすぎる..。
なまじ関わると殺されてしまう…と
避けるのだ..。でもそれも無理ないよね。
事件が多過ぎるもの..実際に..。

傍若無人…この熟語が相応しい..なんて
情けないと思わないかな..。

現実は苛酷で哀しい。
大人は疲弊し諦めている。

そういう姿を子供は見ている…。

嘆いていてもそれはただの嘆息..。
..これでは、イケナイ。
そう、気が付いたら、せめて溜息は
やめようよ…。

大人でしょ。
あなた。

..雨が降っていること。
それだけで、日常の彩りが変化する。
私の内面にも…雨が降る。
内省を…と促されているようで..
沈静化する…。

…環境の変化、お天気の変化でも
人は変化する…。
影響をされる。そういう面を認めた方が
自然かな…。

うなじを頑なに硬くして
物事を狭い視野で見ていたら…。
とっても、とっても..この世では
笑う材料はみつからないよね。

..。ね…。あなた。
辛く、苦しく、堪えられないと感じているのは
何も、あなたばかりではないと思うけれど。
…どう、思う?

もっと広い、大きな視野で、冷静になって
見渡してみて…。深呼吸しながら…。
…。どうだろうか…。





FromEruze Mint.mamu













*…二十億光年の孤独…*

at 2001 06/15 08:08


人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星を仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしているか 僕は知らない
(或いはネリリし、キルルし、ハララ
しているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とは
引き合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
その故みんなは求めあう

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独
僕は思わずくしゃみした

   〔・…谷川俊太郎・…〕


昨日、今度は高校の懇談会に出席した。
学校長はやはり先週起きた大阪池田小の
痛ましい事件のことを踏まえた内容の講話
をされて学校の安全対策を早急にせよ!
という政府からの緊急連絡が入った事実も
お話しされた。力強く、子供の命を守れない
学校など学校の現場とは言えないと
学校長も今回の件で愕然とした感想を持った
とも仰っておられた..。

時間経過と共に殺傷現場に居合せた児童達
の心の傷の深さが想像以上に深く深刻である
との報道もあった…。
子供の心を守ってあげることができるのは
やはり親…先生、大人の円熟した配慮と愛…。
とも強く思う。





FromEruze Mint.mamu















*…六月『見えない配達夫』…*

at 2001 06/15 14:12


どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒
鍬をたてかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキを傾ける

どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

    
 〔茨木のりこ〕


今日は金曜日…。六月の梅雨の真っ只中。
…この詩が相応しい週末となってもらいたい
先週のような、悲惨な週末はもうゴメンだ…。

みんな…顔を上げて、悲しみを乗り越えて
欲しい…。

そして、今回、突然こういう形で
最愛の我が子をもぎ取られてしまった
ご両親・関係者を慰め支えて行こう…。
一番、悲しみ、お辛い想いをされているのは
当事者の方々ですもの…。ね。

…。

こういう悲しみを持つ人が二度と
この世に現れないように…
せめて安心して生きてゆくことの出きる
世相になっていって…と切に望む..。

どうしたらそうなるのか…
これも、一人一人の人に与えられた
大きな宿題である..。

「私には何もできない..。」

なんて、他人事を言っていないで
あなたも考えてみてね…。





FromEruze Mint.mamu







・・・*想い*・・・

at 2001 06/20 15:26


…雨の季節…しっとりと空気は潤う

紫陽花は色濃く色付き
クチナシの花の香りは濃密な空気に
薫りを振り撒き…ひっそりと咲きながら
存在感を示している…

欅の木々に萌出ていた新緑の優しい
若い葉は何時の間にか
逞しいリッパな葉に成長している

…時間を重ね、信頼を紡ぎ..
人は恐る恐る歩を進めてゆく..

一瞬先は闇である…危うい細い
一本の絹糸のようなコンタクトで
人同志は繋がっているのである…。

その細い頼りない糸を大切に太い
ケーブルに出来るか、それとも
そのままにしてしまうか…

…これもその人とその人との
スタンス次第…。

右でも左でも…
前へでも、後へでも…
斜めにでも横にでも…

誰でも、どんな人でも
歩きたい道を規定されることはない..
「〜しなければならない…」なんて
決めなくていいよね..。

その代わり、自分で決めたらね..
もうゴチャゴチャ言わないで欲しいね…。

黙々と歩けば良いんじゃない?
答えが出るとは限らないし、それで
本当に良かった!って言えるかどうかは
全くの未知数だけれど^^;

少なくても努力しないで
楽して想い通りになることはない!
これだけは言えるよね…。
世の中、そんなに甘くないよ…。

夢見がちな夢見る夢子さん夢男さん…
選んだ道…どうぞ溌剌と歩んで♪
応援は惜しみなくできる…から…。

私はここで、いつものように
『迷いの森』の傍らでこうして
待っているからね…

時々、後を振り返って遊びに来て
くれたら嬉しいな…





FromEruze Mint.mamu





*・・・「移ろふ季節」…*

at 2001 06/21 19:19


今日は夏至…
着実に歩みを停めない宇宙の運行は
小さな惑星の自転にも波及していて
知らず、知らずのうちにもう夏至…。

地球に感情があったら…
自分の体の上で繰り広げられている
霊長目最高位に位置するヒトの
喧騒と争いと涙と祈りと慰安を..
どう思っていることだろう…。

あらゆる雑多な『命』の種類が
繁殖して豊かな生態系を成しているシステム
大いなる海と空気と緑の木…
ベースは、何一つ ヒトは創造した
ワケでもなんでもない…。

それなのに…どうだろう…。
感謝を忘れ、傲慢に振る舞うヒト…。

自分達で自らを追い詰めているようで、
哀しくなったり、虚しくなったりもする。

この命だってヒトが作ったものじゃない..
そうは思えないかな?

移ろう季節に…時間と事情の差を感じて
人は言葉を綴り始める…。




FromEruze Mint.mamu






*…穏やかな日…*

at 2001 06/23 00:32



HPの更新をして見た…。
昨日が夏至だったので、私にも出来る
範囲での更新を…と思う。

無料HP素材を提供して下さる方は
皆のアイドルになってゆく。
これは自然の流れ…とも思われる…。

私など、自分で新しい素材をつくるなんて
ドンでもないと思う。
自己満足の世界と割り切り…
拘りを持ったサイト運営をと…
方針を再確認した…。

…建設的な方向…
それが私の向う所となって行く…。

できたらシンプル且つ、率直に
虚飾ない…そういう遣り取りをと
願っている…






FromEruze Mint.mamu









*…『- Achievement -』…*

at 2001 06/23 00:03

- Achievement -

You get
whatever accomplishment
you are willing to declare.

Mal Pancoast

----------------------------------------

自ら進んで宣言するようなことなら
必ず達成できる。

マル・パンコウスト





FromEruze Mint.mamu







・・・*方丈記より..冒頭*・・・

at 2001 06/24 23:39



ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの
水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる
ためしなし。世の中にある人と栖(すみか)と、
又かくのごとし。たましきの都のうちに、
棟を並べ、甍を争へる、高き人卑しき人の
すまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、
是をこぞ焼けて今年つくれり。

或いは大家滅びて小家となる。住む人も是に
同じ。所もかはらず、人も多かれど、古見しは
二、三十人が中に、わづかに一人、二人なり。

朝に死に、ゆふべに生まるるならひ、ただ水
の泡にぞ似たりける。不知(しらず)、
生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、
いづかたへか去る。又不知(しらず)、
仮の宿り、誰が為にか心悩まし、何によりて
か目を喜ばしむる。その主とすみかと、
無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。

或るいは露落ちて花残れり。残るといへども、
朝日に枯れぬ。或は花しぼみて露なほ消へず。
消へずといへども、夕べを待つ事なし。
… 鴨長明 …

※ほんのひとときの宿のような
現世の住居。仏教では生死を繰り返し流転
して行くと考え、この世はその中のかりそめ
のひとときであるとする…



FromEruze Mint.mamu







*…波…*

at 2001 06/26 17:18


波…Wave…。A.C.jobinの名曲である…。
私は初めてこの曲と出会ったのは中学生の頃

クラシック一辺倒であった生活から
目から鱗的出会いを 『いそしぎ』という
映画音楽で得…クラシック意外の曲を自分で
弾いてみたい…と自然と想い楽譜売り場へ
行ってみたら、今までは教則本しか目に
入らなかったのに溢れる程の楽譜の山が
あることに気が付き..。

迷わずにスクリーン・ミュージックと
BossanovaとPopHitが入っている三冊を
購入し…Lessonの合間に弾いては
違う世界へと遊びに行っておりました(^^;

波…この曲は本当に素敵..。
何しろいつも言うけれどmaj7thの音の響き
があることにショックさえ感じたんです。

不協和音です…(^^;
そ、それなのに、何故?こんなに
綺麗なの?って不思議で不思議で…。

協和音の和声学とは全く違う音楽の
世界…を知ったのです。

黒と白の間にあるグレーゾーンの
幅広さ…を感じる音の集合体…。
CでもCmaj7になるとニュアンスが出る。

E.サティの有名な『ジムノペティーNO.?』
もGmaj7thがあっての曲です…。

midiを更新致しました…。
エルゼPageは『月の光』です…。
マムPageは7月から『おまえが欲しい』
です…。こちらもCの曲ながら所々
にMaj7が入っているお洒落なワルツです..。

共通点は作曲家は二人とも仏人です(^^;
エスプリとユーモアとペーソス…
をミックスしたお二人ならではの
作風であるな..と私も苦笑を覚えつつ
この曲…達。。。 これからどうぞ
ヨロシク…。



FromEruze Mint.mamu









*…人 そして…やはり.. 人…*

at 2001 06/26 19:28


万(よろず)の咎(とが)あらじと思はば、
何事にもまことにありて、人を分かず、
うやうやしく、言葉少なからんには如かじ。
男女・老少、皆、さる人こそよけれども、
殊に、若く、かたちよき人の、事うるはしは、
忘れ難く、思ひつかるゝものなり。

万の咎は、馴れたるさまに上手めき、
所得たる気色して、人をないがしろにするにあり。


訳:
すべてに難点のないようにしよう。誠実さが篭っていて人を区別せず。誰に対しても同じように。礼儀正しく。容貌がすぐれている人で、言葉遣いがきちんとしているのは、いつまでも忘れ兼ねて、心が惹き付けられるものである。

全ての難点は 物事に習熟しているように達者ぶって行動し。良い地位を占めて得意な様子をし、他人をあなどり軽んずるところにあるのである。


....“徒然草 第二百三十三段”....






FromEruze Mint.mamu












*…今朝の感慨…*

at 2001 06/27 08:24


しっかりと目覚めて自覚して一日を大切に
過ごしたいね…。

・・…『言い訳』などしなくてもいい生き方・行き方をしたいから。

「自己嫌悪」をする事も「自画自賛」をする
ことも無く淡々と自分が信じて、自分で選んだ歩みを責任を感じつつ続けたいから…。

過ぎたことに拘り、これからの時間を
無為にしたくないから..
いつも更新…常に更新…したいから…。

一度犯してしまった失敗を二度と
繰り返したくはないから…。

偏ることなく、平衡の取れた肩の力を
抜いた柔和な自分でいたいから。

目の前にいるアナタに自然に…
「おはよう」…と、言いたいから

咲いた花に「綺麗ね!とっても素敵♪」
って言いたいから

人を怖れ、人を憎み、人を陥れ、人を謀る..
そういうことは一番したくないなから…。

人を信じ、人を想い、人を愛していたいから…
自分を大事にするように人も大事にしたいから…。

…しっかりと目を覚まし、覚醒し
堂々と今日も歩こうね.…

みなさん…おはようございます。
今日も一日ヨロシクお願い致します(笑)





FromEruze Mint.mamu





*…一つの参考意見…*

at 2001 06/27 22:07


友とするに悪き者、七つあり。
一つには、高く、やんごとなき人。
二つには、若き人。
三つには、病なく、身強き人。
四つには、酒を好む人。
五つには、たけく、勇める兵。
六つには、虚言(そらごと)する人。
七つには、欲深き人。

よき友、三つあり。
一つには、物くるゝ友。
二つには医師(くすし)。
三つには、智恵ある友。

   〔徒然草 第百十七段〕

※いつの世も人間関係は難しい…(−−;
 そう…受け取れるようだ…。
 それにしても…良き友より、悪い友の
 方が多いと言うのも、兼好法師の
 人間観も自ずと伺いしれて興趣深い
 兼好法師の価値観が伝わる…(笑)





FromEruze Mint.mamu











*…7月1日よりMIDIの有料化が始まります…*

at 2001 06/28 12:44


【音楽配信】
著作権審議会使用料部会による審議結果が明らかに
インターネット音楽著作物使用料、個人利用が年額1200円程度に
詳細(URL)はここから♪


 文化庁の著作権審議会使用料部会は、2000年9月28日付けで社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)から申請されていた「著作物使用料規定の一部認可申請」についての審議結果を明らかにした。

 「著作物使用料規定の一部認可申請」は、JASRACとネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)の間で今年8月に合意に至った「インターネット上での音楽利用に関する著作物使用料」を基に文化庁に申請されたもの。最終合意では、レコード会社による有料配信といった商用サービスと、学校や個人などが無料で配信する場合の音楽著作物使用料などが定められていた。審議は、官報にて公告した申請内容を基に寄せられた関係団体、あるいは個人からの意見を踏まえて進められた。

 商用サービスについては、使用料率(7.7%)も含め、おおよそ「申請どおり認可するように答申することが適当」とされた。しかし、申請では、規定の適用期間を2002年3月31日までとしていたが、その期間中に見直しが図られる可能性は高そうだ。その背景には社団法人日本レコード協会の存在がある。当初JASRACと著作権料規定の交渉にあたっていたNMRCには日本レコード協会も加わっていたが、9月に脱退し独自に交渉を進めていた。日本レコード協会は、JASRAC-NMRC間で発表された「最終合意」を基にした申請に対し、「最大の利用者であるレコード協会との協議を十分に行なわず、音楽著作物の利用者を代表する資格を有していない団体との合意のみにより認可申請を行なったことは手続上問題」として、「パッケージ(CDなど)とダウンロード形式との間で使用料の差異が生じるのはおかしい」「海外でも例は少ない」「配信ビジネスが本格化しておらず時期尚早」といった意見を寄せている。なお、日本レコード協会の提案する使用料率は、パッケージの複製使用料率に準じて「6%以内にするのが合理的」としていた。

 一方、個人による「非商用利用」については、大幅な変更が加えられた。個人利用については特別に利用者団体が存在しないため、8月25日から9月22日の間に文部省のサイトを通じて一般からの意見募集を行なっていた。申請では「曲数が10曲までの場合、年額10000円」とされていたが、これに対し、「個人がMIDIを通じて交流する場合の使用料にしては高い」「子供の小遣いで支払える額にするべき」「高額な使用料では違法サイトが増えるだけ」などの意見が寄せられていた。それらの意見を踏まえた上で審議では「1曲(入れ替え自由)の月額単価を150円程度、年間通して1曲を利用する場合の包括的な年額を1200円程度」とするという結果を出した。なお、10曲まで入れ替え自由で年間10000円の包括的な使用料体系も同時に用意する。また、施行時期については、当初、2001年4月1日からとしていたが、審議に時間を要したこと、周知徹底に時間がかかるであろうとの判断、また、個人からの許諾申請手続きを簡便にするための準備が必要などといったことから、同年7月1日からの施行に延期した。

 著作権審議会使用料部会では、今回の利用規程について、仲介業務団体と利用者団体が円満な利用秩序の形成のために協議を行なったことは評価できるとしながらも、今後も十分な協議と現状の変化に対応した使用料規定の柔軟な見直しが期待されるとしている。また、個人利用に関して寄せられた「趣味や個人的交流を目的とした配信はストリートパフォーマンスと同じだから使用料を払う必要はない」「MIDIデータは苦労して作成した別作品なので自分に権利がある」「インターネットにおける音楽著作物の管理は表現の自由を奪うものである」という意見をあげ、関心の高さはうかがえるものの、著作権制度に関する理解が十分とはいえないとしている。







*…憩ゐ…*

at 2001 06/29 20:32


午後から伯母と待ち合わせてをしてゆっくりと
時間を取って食事後…
茶道のお道具の展示会が丁度開催されて
いたので暫し鑑賞を楽しめた…。

今回は表・裏千家両方のお道具で…
香合が特に印象深く感じられた…。

季節感を大切にして丁寧に造られた
全ての道具は 趣味の道具ならではの
風流の極み…。

蛍の絵が書かれていた上品な品…。
朝顔がスーっと線描きが描かれている品…

小さなその器の一つ、一つが全て個性的で
奥行きと趣があって…。
この鬱陶しい湿度の高い日本の季節を
気持ちから乗り越えようとした
茶道の心意気が感じられて…。

典雅な品々を見て廻るうちになんだか..
ピシャッ!と小さく頬を打たれたような
衝撃を感じた。
実際に打たれたわけではない…。

自分を恥じたのだ…。
暑いから…鬱陶しいから…。
とダラケテいなかったか?

…「しきたりと作法」のある世界では
毅然とした凛とした姿勢がなければ
その美は完成されない…。
暑いからとか…〜だからとか…
言い訳けなど通用しない世界なのである。

摂生と抑制、自省…。
おもてなしの心…。

そうそう…そうだった。
『秘すれば花、秘せずば花なるべからず』
<風姿花伝…世阿弥>
に通じる、侘びとさびの世界…であった。

棗…火箸…炉…炭置き…水差し…花器…香合
掛け軸…ふくさ…結界…茶器…菓子器…蓋置き
釜…柄杓…煙管…煙草盆…

萩焼きの品が素敵だった…。
幽玄…のイメージ…であった。
こういう世界もずっと息づいて残っている
そう想うと…ホッとする…。

懐かしい香りのする世界…。
時間が止まるような世界…。

「主婦」から「私」へ戻れる時間は
何よりの気分転換となる憩ゐの時…。





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