…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2001年11月

*・・紅茶の日・・*

at 2001 11/01 20:46


今日は11月1日…
紅茶の日とのこと…

「寛政3年にロシアに漂流した伊勢国の船頭
 大黒光太夫が女帝エカテリーナの茶会に招待
 され日本人で初めて紅茶を飲んだ由来による。」

・…。

記念日が365日一年中ある日本だけれど
考えてみたら、一人、一人の生まれた日でも
大切な記念日(誕生日) 特別の日が毎日あったとしても
ちっとも不思議はないのかもしれない。

『不思議の国のアリス』の中に出て来る
帽子屋さんでは毎日パーティーが開催されている。
「なんでもない日おめでとう♪」という名目で..
しかし、なんでもない日なんて今はないのだ。

毎日なにかしらの「記念の日」となっている。

そう言えば、私にも私だけの記念日がある。

初めて○○をした日とか…(謎)
初めて××を見た日とか…(謎)
初めて△△を買った日とか…(謎)
……etc

今夜はおまけに満月の夜…
美味しい紅茶を楽しみながら月を愛で…

昨夜からの続きの本をたのしもう…
秋の夜長のささやかな贅沢…。

紅茶の日…おめでとう..。




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*・・祝辞・・*

at 2001 11/03 19:25


雨の文化の日である。
これは20年振りであるという。

そう言えば、10月10日も雨であった。
いつも『晴れ』の特異日だった両日が
今年は何故か、雨模様…。

「今までの概念などただの偶然さ」
…と言われてしまえばそれまでだけれど
この日は『晴れ!』と信じて行事を予定
している人々も多いと察する…。

今日は姪の結婚式…。
それこそ『晴れ!!』を見越しての
日取りでもあったことだろうと想う。
たかが雨でも…人生の門出に雨は
やっぱりなるべく避けたいのが人情だ。

…。情熱と若さを持ち合わせた真面目な姪。
初心を忘れずに仕事に結婚生活に邁進して
欲しい..私からの祝辞です。

雨は慈雨の雨と想い..。
この日を素敵な記念日にして欲しい。

幸多かれ!!
…と共に記す。

平成13年11月3日(土)文化の日





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*・・波・・*

at 2001 11/08 08:49


気持ちにも体調にも…波がある。
誰でもそうだと想うけれど。。 
いつも同じ状態でいられるほど人は
機械のようには出来ていない…。

その時のお天気一つでにも影響を受けて
気分まで動くのは周知の事実でもある。
ただ、その度合いがどれほどのものかは
個人差があって..これがまた個性に繋がる
テンポや温度になってゆくとも想う。

ただ、私が想うには…せめてこのように
日々波があって大海に浮かぶ小さな舟のような
自分ではあるけれども…
その波の種類や傾向を自分なりに捕らえて
自覚できる状態でいたい。

海の波は常に動く風と地球の自転と月の影響で
微妙に起きる自然の営みである。

地球の呼吸のような波は生物すべてに影響を
与えている動きとも感じる。

広い意味で…例えば..

景気…
経済活動…
政治…
人間関係全般…

勿論…

恋愛…失恋…などこの波は大きく影響を
するであろうと想う..

どれだけ敏感に波を感知して
どれだけその波に呑み込まれることなく
その波に添って泳げるかどうか..

その人の持つ許容量によるのではないかな…
などと、想われる…。
波に圧倒されてしまったら…波に追われ
呑み込まれ、滅茶苦茶になってしまうかも
しれないけれど…。

それもまた経験よね…などと冷静に言う時も
必要な場合もあることもやっぱり書いておこう…。

Bossanovaの「Wave」は…受容的…
穏やかな波である..ここには悲痛な想いや
ましてや苦しい状態などとは縁がない…

私はどちらかと言うとこの「Wave」のような
波が好き…弛緩しつつ諦めてはいない波
テンポも音の流れも…心地よい波である…♪






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*・・なんとなく想う朝・・*

at 2001 11/09 08:01

雨が降って来た…。
晩秋の朝、やけに暗いなと、今朝から感じては
いたけれど…やっぱり雨が降ってきた。

先ほど干した洗濯物を即室内へ移して…。
…。
みんな出払った朝、空っぽな部屋に独りでいると
今、私は少しだけ自由だと感じる…。
これから仕事が始るまでの僅かな時間であっても…
とても愛しい時間である。

…。いつも伺うサイトへ足跡を残しながら
好きなお茶を楽しむ…。
新聞に目を通して仕事の準備をする…。
鏡に自分を写してチェックする。
読みかけの本の続きを少しだけ読む。

バルコニーに置いたと小さな「はぜの木」
の葉は赤くなり鮮やかな紅葉を見せて
11月の空気を確かに伝えてくれている…。

今日は金曜日…。
いよいよ増した秋の気配を堪能しつつ..
冬だね..とまだ想いたくない私である。

“金色の小さき鳥のかたちして
      銀杏散るなり夕日のおかに”

…この大好きな短歌通りのこの季節なのだから
雨の後晴れたら、またあの銀杏の木に
逢いに行って 黄葉した様子や ハラハラと
風に舞う様子を楽しみたいなと想う。

でも雨は好き。
しっとりとした風情を街にも木々にも与えてくれて
ちょっと静かな表情になるのも嬉しい..
賑々しい騒がしい季節は過ぎた…
そう想えるのも嬉しいから…






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*・・眠りの前に・・*

at 2001 11/11 00:30


ゆっくりとした土曜日だった…
もうそろそろ..今夜もおしまい..。

雨が今週も降ったけれど…
土曜日は特別な香りを持っていて好き

こういうなんでもないそれでも
温かい夜を過ごせる幸せを噛み締めて
眠りに就くのもいい…

昨夜から..ビールじゃなくて..。
人肌にお燗した..日本酒を少しだけ
ご相伴している..

芳醇で温かいお酒は…美味しくて好き..。
家族で揃って夕飯を囲んで..
ニュースをみながらアレコレと喋るのも
面白くて好き…

…ただ、今、この同じ時間に
それどころではなくて
戦場になってしまった国土で逃げ惑っている
人々が確かにいることも忘れはしない…。

恐怖におののき…
肩を寄せ合って寒さに震えておられる人々が
確かにいることを忘れはしない…。

この今味わっている平穏も…
決して永続するとは限らないことも
忘れてはいない…。

ただ…とにかく今日一日をこうして
無事に皆が過ごせた事実を感謝しよう…

偶然、ただ無事であっただけなのかもしれない
のだから…明日はどういう明日なのか..
皆目..実はわからないのだ…。

そう、残念ながら想えてしまうこの世相の中で
私は今日も生きて過ごせた…。
そのことを忘れないでいなきゃ..と想う。

明日は日曜日…。
安心して朝寝坊を貪れそうな見込みで
この処感を綴っている..。

明日も是非、こういう時間を執ることが
できますように…。
できたら、そういう機会を皆が持てて
心も充実した歩みができますように…と
願う…。

一日も早く、戦禍に悲しむ人がいなくなりますように…
アフガンの地で恐怖におののいているかもしれない
罪もない善良な人々に…安全がありますように
お腹一杯に食べられる環境でありますように..
寒さから逃れ、温かいベットで夜
過ごすことが叶いますように……

…………。

徹夜で懸命に仕事に没頭し..。
ただ、ひたすら研究にいそしむ人々が
少しでも報われますように..。

純文学を目指し、言葉を磨く方の筆が
今夜も順調に運びますように..。

…オヤスミなさい…
私はお先に..夢の世界へと入ります…

・…………・。






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*・・菊香る晩秋の晴天・・*

at 2001 11/11 20:46




今朝は晴れ..。天晴れなくらいな晴れ。
青い空は昨日までの雨で綺麗に掃除が行き届いた証拠…
呆れるほどの太陽の光に..朝寝坊を
しそこねてしまった…

炬燵を準備して布団を干して…
洗濯物を沢山して…
晴れると仕事は山盛りで増えるけれど
これもまたいつものこと..

黄色く色付いた銀杏も少しづつ散り始め
あの歌の通りの景色を今日は楽しめると
想うと自然と動きも流暢になる…。

来年のカレンダーと手帳の準備もあって
夫と一緒に午後は丸善へ出掛けた…

色とりどりのカレンダーは毎年のことながら
どれにしようかと迷うけれど
来年は 「花」 をテーマにしたかったので
橋本不二子さんのパステル画の綺麗な
カレンダーに決定した..。

華やかな花々が優しいタッチで丁寧に
スケッチされていて..
空気まで花の香りに染まりそうなカレンダーである…

手帳も毎年同じ形式の分を使っているので
購入し…暫らくは それぞれの分野の本の探索。
時間が飛ぶように過ぎて行くけれど…
目立つのがやはりテロ関係、中東問題関連
のコーナーで…

サイトの友人である青山氏の著作も
平積みで2Fでは2箇所、3Fでは特設コーナーにて積まれていて…驚ろかされた…。

関心を呼んできっと売れ行きもいいのだろうなと
嬉しく思えた。

私は2Fの文庫版のコーナーで辺見庸氏の
「赤い橋の下のぬるい水」をみつけて
おおいに気を良くして購入した。
気になる映画の原作であるからである…。

不思議な世界を作り上げるこの作家の本は
エキゾチックで官能的で…何か異質な香りがするようで
「恐いもの見たさ」的な興味で時々、手にする..。

…。丸善に行く前に近所の銀杏の所へ寄ってみた。
銀杏はやはり美しく黄葉して…
ハラハラと時折吹く風に舞って..
クルクルと踊っていた…

ギンナンの実を拾う人…
七五三のお参りに来た人々…

神社は華やかな賑わいを見せていた…。
菊の花のコンクールも開かれていて…
菊の香りも薫るので余計に雅に感じたのかも
しれない…。日本人だよね..と感じる風情である。






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*・・Mail from New York ・・*

at 2001 11/13 08:34


昨夜11時過ぎにNYで航空機墜落の報を
ニュースで知った…。

真っ先に「また、テロなの?」と誰もが疑い
恐怖を感じたことであろうと思う。
しかし、今回は事故であろうと予測のもとに
捜査が始っているようである。

…。また、大勢の人々が一瞬のうちに
飛行機が離陸して3分ちょっとで亡くなって
しまったことには事故であれ、テロであれ
変わりはない。
なんとも暗い気持ちで朝を迎えた。

…。
今朝、NY在住の知人からMailが届いた。

>ニューヨークでは人々は、恐れを
>抱かないようにしよう、
>恐れても何もできないのだから、
>恐れるだけ時間の浪費だ、という雰囲気です。

…という内容であったのでとても私は
救われた気持ちになった。冷静に冷静に…と
ご自分を律しておられる文面であったので
「大丈夫だ」と感じたからである。

..あのテロルアタックから丁度2ヶ月..


…しかし、今朝の各局のワイド・ショーなどの傾向を見ていると…
臆測でメディアを通じて発言する
ことは極力避けて欲しいな..とも思う。
事の推移を正確に捉えて分析するのは
NYの人々の仕事である。

静かに待つことが…苦手なのだなとも
感想を持ってしまう。

 
 今回の事故で命を奪われてしまった人々へ
 慎んでお悔やみを申し上げ ご冥福を祈ります…。








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*・・・皆様♪ありがとうございます・・15th/Nov/2001*

at 2001 11/22 09:07



☆サイトの友人KAMEさんより☆


昨日は温かい祝福のメッセージやTEL…
贈り物…を沢山…沢山ありがとうございます…。

昨年の誕生日も皆さんからお祝いをして戴き
感激したのですが…
変わらぬ方々からの変わらぬ気持ちが嬉しくて
サイトを持っている「喜び」と「手応え」を
今回はまた違った感慨を持ちつつ感じられたのです。

時間に追われるように過ごしながらでも
心に留めて下さって気持ちを伝えて下さる…
そういうことがアリガタイな..と思うのです。

たまたま偶然こちらへ訪問されて
祝福のお言葉を書き込んで下さった方のなんと
優しいお心…に感謝しております。

また…Netでかつて僅かな時間ですがやり取り
をさせて戴いていた方からの思いがけない
書き込みも戴き…驚きと共に温かいその方の
相変わらずのご様子に心からホッと致しました。

…。色々あるけれど..こうやって良い時間を
Netでも実世界でも持てることに感謝して
また、新たなスタートラインに立ち
昨日…新たに出発致しました。

早速、画像の復活から…
サイトの動きは始めました…。
懐かしく美しい画像の数々をUpしながら
安堵の溜息を思わず一つ…つきました…。
ホッとしたのです…。

時々停滞しつつではありますが..。
どうぞヨロシクお願い致しますm(__)m


  2001年11月14日






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*・・銀杏(いちょう)・・*

at 2001 11/16 13:47



今朝、朝食を摂っている時にTVニュース内で
昭和記念公園の中継が放映されていて
美しい銀杏並木の黄葉が丁度見頃で
皆で忙しい朝なのに…思わず「綺麗!」
と見惚れてしまった…


私 「綺麗ねぇ〜〜♪」
  「外苑前もきっと綺麗ね..」

夫 「うん..そうだろね」

娘 「いいなぁ〜見たい」

私 「ねぇ…銀杏って金色なのに何故
   銀って字を書いているのかしら..」

夫 「あ…“金色の…”だろう?」

私 「アハハ、憶えてしまったの?」

娘 「だって..。毎年お母さんこの季節
   言ってるから私だって憶えてしまったよ」

私 「そう?では質問です。この歌は
   誰の作品ですか?」

夫 「…えっと(^^ゞ(@_@)」

娘 「あのさぁ〜..晶子さんでしょ!」

夫 「そうそう..でもあの人はそれほど
   美人には個人的には見えないなぁ〜」

私 「もしも与謝野晶子がとびっきりの
   美人さんであったら…もしかしたら
   短歌をここまで究めることができたか
   疑問だなぁ〜…(^^ゞ あはは」

夫 「…(*_*)」

私 「あのさ..。最初の話し・・何故
   銀の字なのだろうね…??」

娘 「だからぁ〜..
   銀で否って書くのでしょ?
   銀じゃないから“銀杏”でしょ?
   単純過ぎる?」

私 「!!!!そっかぁ〜〜(^O^)/(^O^)/」
  「凄いね..。○○は賢い!」

娘 「あのねぇ〜(-_-;)..字の通りだけど」

私 「…(-_-;)(^^;ッハハハ(苦笑)」

夫 「ワハハハ!」

……。
(約3分〜5分間でした)

    …お粗末さまでした…
    私の日常はおおむね…
    これに近いのであります(^^ゞ
    トホホホホ(-_-;)
   

注※長男はその時既に朝食は終了し洗面台に居て会話には不参加






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*・・銀杏(いちょう)Part?・・*17th/Nov./2001

at 2001 11/18 14:29



私 「あのさ..。最初の話し・・何故
   銀の字なのだろうね…??」

娘 「だからぁ〜..
   銀で否って書くのでしょ?
   銀じゃないから“銀杏”でしょ?
   単純過ぎる?」

私 「!!!!そっかぁ〜〜(^O^)/(^O^)/」
  「凄いね..。○○は賢い!」

娘 「あのねぇ〜(-_-;)..字の通りだけど」

私 「…(-_-;)(^^;ッハハハ(苦笑)」

夫 「ワハハハ!」

……。
(約3分〜5分間でした)
   
============================



…と、昨日の朝ワハハと笑いながら呑気に
こちらへUpした文章ですが..物凄い
勘違いに、只今気がつきました(−−;

銀の杏であって…銀の否ではありませんでした。

今まで銀杏と何気なく何度も書いて来ているのに

私は銀否と書いていると..想い込んでいたのです…ここまで来るともう 変…(−−;な
私でありますね..しかし、気が付いて良かったです…。

娘も私が「何で銀の否で銀杏なんだろうね」
などとお間抜けなことを聞いたもんだから
ちょっと首を傾げながら…

「字の通りでなんでしょ」とあまり考えもなく
言ったまでのことであったと想われます。

あぁ〜..(T_T)
国語事典での確認を怠っていたことが…
今、結果として出てしまって恥かしいです..。

銀杏はギンナンのことを指すそうです。
秋になると黄色く色付くから杏のようだと
きっと想われたのでしょうね…。

しかし、ここでまた疑問です。
では、何故 銀の杏なのでしょう?

黄色い果肉はご存知のようにとっても人が
食べられるものではありませんね..。
その中の白い堅い種子の中身が
翡翠色の美味しいギンナンとして古来から
食されて来ておりますよ。

その..白い堅い実の殻を指して銀とした
..。その辺りかしら..(苦笑)

公孫樹と書いてもイチョウと読みます。
あぁ…φ(..)メモメモ..。勉強、勉強…。





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*・・今夜は流星雨の夜☆”・・*

at 2001 11/18 14:42




今夜は流星の大当たりの日…。
地球上で一番の特等席となるそうだ。
…あくまでも予報であるけれど…

日本のどこからでも今夜19日の未明
AM2:00〜AM4:00頃まで東の空から
天頂付近の獅子座辺りから
かなりの数の流星が..晴れていたら
肉眼でも観測できるはず…(^O^)/

顔も本名も知らないサイト上の友人さん…
が一斉に同じ目的で星空を仰ぐ..
なんだか楽しいじゃありませんか…



☆”関連サイトです☆”↓
http://www.astroarts.co.jp/index-j.html



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*・・感謝♪・・*

at 2001 11/18 14:58






美しい花束をプレゼントして下さった
心の綺麗なお嬢さん方へ…感謝の心を込めて
この処感内に3つともUpさせて戴きます..。

感激を永遠に留めておきたくて…
過ぎ去り、消えてしまうBBSに置いておくのは
あまりにも…忍びなくて…




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*・・星降る夜・・*

at 2001 11/19 02:46




:*:°:*:°:*:°:*:°:*:°


大きく蒼く燃えながら流れる星々…
目の前の虚空をよぎる光の軌跡…

放射線状に四方八方に飛ぶ星の欠片…

大当たりの年との予測は見事に的中…
天候状態もBestに近い晴天…

二人の子供も起きて来て
家族四人で見上げた星空…

オリオン座が天頂付近まで登っていて…
M42も肉眼で目にできる程空気の状態も良かった

…ささ…第1回目のピークは過ぎた..。
明日のことがあるから休もうね…

熱いお茶を淹れて…
「お休みなさい」

しかし、あまりにも綺麗で
あまりにも直ぐに消えて行ってしまうので

お願いが中々言えないのは困った…
だけれど、夜空の華麗なるイベントは
やっぱり素敵で見逃せない…(^^ゞ

次ぎのピークはAM3:13頃..☆”☆ミ




*・・想い溢れるままに・・*

at 2001 11/21 12:10


一段と赤く色付くはぜの葉に 
      逝く秋の足音聞いている我
  

落日の切ない刹那切り取って 
      唯一人黄昏を抱える時もある




ふと車窓を見 ビルの向こうに大きな夕日
          
沈むゆく直前の輝きに ハッとする

赤く、ゆらゆらと大きな日輪…

明日また必ず 東の空から昇って来てくれると

知ってはいるけれどなんだか寂しい

…晩秋の黄昏時は ほんの瞬時で

その光景が変化して行ってしまう..。

釣瓶落とし..そのままに

アッと言う間に暗くなり…

名残りの仄赤い雲の輝きが残るだけ…

…。

人の一生も良く..四季に譬えられる

私は今 夏の盛りを過ぎて来た頃…と想う。

日々、歩んで来てはいるけれど、

決して同じところに居るわけではない…

同じように過ごしながら..

旅をするようにこの生活を送っているのだ

昨日、フト見た落日の光景から

つらつらと…連想が浮かび言葉が溢れた

..さながら ガラスのコップに水を注ぎ

一杯になるとふちから水が溢れるように

想いは時々 溢れて新陳代謝を行うようだ

心が一杯になると涙が溢れて来るように…

自然なこと…


         







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*・・宇宙に終わりってあるの?・・*

at 2001 11/26 08:37

昨夜NHKスペシャルの「宇宙未知への大紀行」を観た..。

脳を扱ったシリーズも興味深くて思わず
ずっと観ていたけれど、今回の宇宙もまた
とっても心惹かれ…面白くてしかたがない…。
今回は「宇宙に終わりはあるのか」がテーマであった。これもまた刺激的な取り組みである。

科学者達のそれぞれの見解を聞いていると、
その昔、ガリレオが地動説を唱えて周囲から
奇異な目で見られていたという史実が彷彿してしまって…何時の世でも科学者の頭の柔軟な発想や価値観に驚かされてしまうなと感じた…。

気の遠くなるような時間の単位である
65億年先や、70億年先の宇宙の事を
今の時点で予測して宇宙コロニーを創り、
1万人の地球人を載せて宇宙を旅するという
発想は…命のひろがりの創めを連想させて楽しく面白く受け取れて、例の通り私の内部で
果てしの無い物語が浮かんでしまって..
しかたなかった..。

70億年先になると今の太陽の内部にある
水素が減り太陽は膨張して現在の100倍程の
大きさにまで大きくなってしまい、水星は太陽に
呑み込まれてしまい跡形もなく蒸発してしまう
と予想されていて…

地球は海水は全て蒸発し、地はドロドロに溶け
現在の金星のような状態になって生物はとってもではないけれど生存不能になってしまうだろうという見通しだそうで…。

そうなってしまう前に地球を脱出して
生存可能な星を求めて宇宙難民?になる発想が
前述した「宇宙コロニー計画」の全貌と私には
受け取れた…。

150億年前にビックバンで誕生したこの宇宙は
今はドンドン膨張を続けているとのこと…
しかし、その先は星の寿命を生きると
最後にはブラック・ホールとなって残り、
そのブラック・ホールも遂には崩壊をはじめ
最終的には一番大きく育ったブラック・ホールが
爆発したあと…暗黒の無の状態が永遠に等しく
続く..と予測しているそうだ。

この「暗黒で無」の状態はすなわち…
人の知ることのできる限界を指してして…
文字通りの「暗黒時代」なのだと説明されていた…。これが「宇宙の終わり?」の状態なのか
どうかも今の段階ではなんとも言えない..と
科学者は語っておられた。

いろんな段階の宇宙の過渡期…。
その中でこうやって生存し生きて色々な想いを
知り、体験し生活できている奇跡を…
本当に偶然とは言え日々当たり前の如くに
享受し浪費して過ごしているけれど…
今のタイミングで生きていられる幸運をやはり
思い知った時間でもあって…そういう見方や
捕らえ方をさせてくれる刺激をくれる宇宙に
やっぱり畏怖と畏敬の念を抱いてしまう私である。

そして「宇宙コロニー計画」によって…
もしかしたら命の創めが何処から飛来し、
46億年前の地球に辿りついたのかもしれないよね…
などとまたまた想いが飛び始める私でもある..。

ではその命は何処から飛んで来たの?
もっと以前にも宇宙はあったの?150億年前の
その前はどういう状態であったの?
私は何の為に産まれて来たの?
そしてこれから何処へ行こうとしているの?
何故、こんなに疑問ばかり浮かぶの?
…(*_*)…(@_@;)…。

“宇宙の終わり”は また
“新しい宇宙の創め”かもしれないのだから..。

あなたは..どう思われる?


         







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*・・11月ももう..晦日・・*

at 2001 11/30 09:38


昨夜は久し振りに雨が降ったようだ…。
今朝の夜明けはまた一段と遅く…
曇りのせいかドンヨリとしたものとなった。

今日は30日…晦日である。
金曜日でもある。

今月も、こうやって足早に過ぎ去って行こうと
するのを..為す術も無く見守る…。

今年の私なりのクリスマスイメージは…
見ての通り、渋めの色あい…
甘さを抑えたものとなった..。

素材屋さんをアチコチと巡りながら
やはりこの色合いが一番気に入って…
茶と紺…深い緑…
そしてちょっとだけ…鮮烈な赤…。

諦めてはいない…。
悲観的なのでもない…。
むしろ、こういう時期を
「魂の試される時」と捉えて…
浮かれず、騒がずに..事の推移を見ていたい
と想うからである…。

…。

お願いだから、軽佻浮薄な空気に乗って..
大騒ぎなどしないで..
ちょっと落ち着いてそれぞれの人が
それぞれの立場でその人なりに..。
自分や周囲を顧みてもらいたい…。

…。厳しい冬がやって来る。
その冬の寒さに凍えてしまったり
蓄えを怠って…支障をきたすことのないように
充分な備えをしておきたい..。

精神面でも、現実的な経済面でも…
準備の方はしっかりと…しておきたい。
慌てることのないように…したいから。


「3方一両損」…?
………。
サラリーマンの医療費自己負担が
現行の2割から3割へと引き上げられる。

……。そう..か。
『病気はしないこと』ね…。
健康を気遣う為の理由がまた一つ増えた
……そう、受け取ることにしよう....。
ものは考えよう…なのだから。






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