…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2000年7月


…ココから..

at 2000 07/09 21:06






大切にしたい…
これからも、ずっと…
EruzeMint.

でいたい…☆





今日も…明日も…

at 2000 07/09 21:07



人を愛すると力が湧き上がります…
人を愛すると心が晴れ上がります…

人に愛されると、勇気が湧きます。
人に愛されると、拘りが溶け去ります。

人と愛し合い、人は人を産み出します。
もともと、人はそのように造られている..。
だから、愛さずにはいられない…。
愛されたくてたまらない…。

素直な自分をあなたにこうして今も…
初めて出遭った頃のように見せられる…。

もっとあの頃より、愛しているから…。
多分ずっと…。愛していく…。
どうぞ、だからあなたも私を愛して…

一緒に歩きましょう…。もっと高め合い、
もっと広く視野を広げて…

そして…もっと愛し合いましょう…。


EruzeMint.…☆



…Dream…

at 2000 07/09 13:36


 夕暮れの友を呼ぼう
 砂漠をつま先立ちで横切ってくる
 何百万もの星屑を連れて
 好きな星屑を選んで、そして・…
 
 夢を見よう、気分がブルーな時は
 夢を見よう そうした方がいい…

 夢を見よう 煙の精が立ち昇るあいだに
 想い出のかけらを
 見ることができるだろう

 だから・…
 夢を見よう、一日が終わったら
 夢を見よう、叶うかもしれない
 ものごとは見えているほど悪くはないから
 だから夢を見よう 夢を 夢を…








EruzeMint.…☆



…ムーン・ライトセレナーデ…

at 2000 07/12 14:51


あなたの家の前で歌うのは月の光の歌
6月のある晩
あなたの手の温もりを求めて
バラはムーン・ライト・セレナーデを
囁くように歌う

輝く星たちは今夜
私を夢の中へといざなう
いとしいあなた、あなたの瞳は
星のように輝いているわ
あなたに…
ムーン・ライトセレナーデを
歌いましょう

愛に満ちた夢の谷間を
夜が明けるまでさまよいましょう
あなたと私、夏の空
素敵なそよ風、木々のささやき

だから私を待たせないで
6月の夜に私のところへそっと来て
あなたの家の前で
月の光を浴びて歌うわ
愛の歌を マイ・ダーリン
ムーン・ライトセレナーデ…


EruzeMint.…☆



・・・安堵の表情・・・

at 2000 07/12 14:54



どこに行ってきたの?
遠い..遠いはるか、彼方…..。

一人で眠り、一人で食べて…一人で歩いた…。
負けないように、ひたすら頑張り通した…。

…そんな、あなたの疲れの滲んだ表情…。
人の温もりに飢えている表情…を

どうしたら、和ませる事ができますか?
暖かい血が通っているから苦しいのね…。
かじかんでしまった縮こまってしまった心
どうしたら…柔らかくできますか?

無理をして、我慢をして…夜を過ごし朝を迎え..。
・・・もう大丈夫…もう大丈夫…

ふぅ〜と深い息を吐き…やっと目覚めた時
どうぞ…あなたの視界に、あなたの望む人の
優しいほほ笑みがありますように



EruzeMint.…☆






・・・お願い・・・★

at 2000 07/15 16:38



この空の彼方、遥か天空のまた向こう…
幾億光年離れた天体からこの地球を臨べば、
きっと宝石のように見えるのでしょう…

蒼い、小さな、丸い…キレイな地球…
海と大気を持ち合わせ、命…という奇跡を
産んだ地球…のなんと美しいこと…。

緑濃き、季節は命の躍動する時…。
人も動物も、植物もおおせいな生命力で
繁栄を極めてきた…。

母なる地球…母なる大地…。
慈愛に満ち溢れたこの小さな星を
もっと大切にしなければ…

黙って懐深く命を抱きしめている
星…地球に感謝…。

あまりにも大きいアナタの存在を
ついつい忘れその大きさに甘えている
我々を許して欲しい…。

いつかアナタを、しっかりとこの目で
確かめて、見てみたい…。

どうぞ…引き続き…その運行を
星々の取り決められた約束通りに
続けて…私達を見守っていて…
お願い…見守っていて…★



EruzeMint.…☆





…時空間旅行者…

at 2000 07/16 17:15



クラリとしてしまった…
あんまり、あなたの言葉が素敵で
あんまりにもビビットで…華麗で…
息をこらして、一気に読んでしまった…

祇園祭り…皆既月食…炎天下…
日常は何一つ変わりはないけれど
私の意識は、目まぐるしく変化する…

目に飛び込んでくる言葉のシャワーと
刺激は、常に旅人・放浪者への誘いを
促しているようだ…砂漠へでも
異国へでも…海辺へでも…
…宇宙へ…でも何処へでも…

きらめく想い写し取り、顕わす言葉を
求めて…今日も流浪の旅…は続く…
果てしない 何処へと…続く
終わりのない果て…を探しに今日も…



EruzeMint.…☆



…嘆き…それでも…

at 2000 07/19 20:29



何故…どうして…の思いが先行する…
子が母親をあやめ 母親が子を…あやめる
子が父親をあやめ 父親が子を…あやめる

これは…どういうことなの?
人間のすることなの?

すぐ傍で、子ツバメに餌を忙しく運ぶ
親ツバメの健気な姿がある…。

子猫の毛繕いに余念のない母猫と
少しでも母猫の姿が見えないと
不安そうに震える子猫がいる…。

ごく普通の営み…動物達の営み…
生き物として、当たり前の本能…

どこか間違っている…
かなり、間違っている…のは
人間の方…そういわれても
なんにも、返す言葉は無い…

ツバメに学ぼう…親たち…
勤勉に命を守る彼等に学ぼう…

子猫に学ぼう子供たち…
無心に保護を求める子猫に学ぼう…

初心に戻って、も一度…
我が子の寝顔を見詰めよう…

初心に戻って、汗を流して働く
両親を見詰めよう…

まだ、諦めてはいけない…。
断じて、投げ遣りになってはいけない…。


EruzeMint.…☆


















…夢の時間…

at 2000 07/20 09:48


地球の影が月をスッポリと覆う
皆既月食…の時

快晴の雲一つない夜空に、ポッカリ
浮かび上がった、満月の穏やかな表情が
刻一刻と欠け始め…
やがて赤い妖しい月に変わった…

太古の御代から続くこの現象…
美しくまた凄味のあるこの月から
様々な、伝承文学や宗教…暦が
誘発され…人を果ては狂気へとも
誘う、危険な月…赤い月…。

江戸末期以来のこの皆既月食を
日本で観測できる、次なる機会は
なんと1787年後とか…

気の遠くなりそうな時間を又
待たなければ訪れないこの時を
私達は今回、体験し目撃してしまった…。

夢の時間…を過ごしまたいつもと
変わりなく明るい月を見上げて

あの、赤い月の時の空気と風…の
香りを忘れないようにしよう…って
独りで誓った…


EruzeMint.…☆




…我が子へ…

at 2000 07/27 16:30


あなたは、強い視線で私を
睨み続けた…黙って…。

遂、心が溢れて図らずも口に出して
しまった自分の言葉に…自分で
傷付いてしまって…どうしようもなく
混乱して…其れを悔やんで…

何故か母を睨む…強い目と眼差しで…

…幾らか時間が経ち
“僕が悪かった…ゴメンナサイ”
と、意外な程素直な様子…。

“そう…ウン…いいの”
内心ホッとして、母はでも
グッと色んな思いを伝えたい思いを
収めて…。

何度これからこうやって
ぶつかり合うのだろう…
何度こうして、乗り越えて…
行くのだろう…

でも、大丈夫。
私はあなたを、受け留める。
あなたの幸福を誰よりも願うから
あなたの成長を誰よりも祈るから
…大丈夫。

だから、時々あなたの幼い頃の
こと、たまには思い出して見ても
イイでしょう…ね…。

EruzeMint.…☆



…スケッチ…

at 2000 07/30 11:04


盛夏の日差しも最高潮…夏の朝
玄関ポーチの植物たちへ
冷たいお水のプレゼント…

…フト視線…誰かと思えば
可愛いトンボ…♪
金木犀の枝先にチョコンと停まって
首を傾け…大きなお目々で私を
見詰めてる…。

透明な羽根を広げ…木陰の涼に
しばし、休憩ですか…?
ねぇ〜…何が見えてるの?
トンボさん…★

ちっとも答えてくれないけれど
佇む様子は、いとおしい…。
そっと指を近付けて
“手乗りトンボ”にしましょうか?

いえいえ…ここは我慢して
トンボの自由にさせましょう…(笑〉



EruzeMint.…☆