…温故知新…日々・徒然・処感・緒感…








静かに思へば、万に、過ぎにしかたの
恋しさのみぞせんかたなき。
人静まりて後、長き夜のすさびに、
何となき具足とりしたため、残し置かじと
思ふ反故など破り棄つる中に亡き人の手習ひ、
絵かきすさびたる、見出でたるこそ、たゞ、その折りの心地すれ。
このごろある人の文だに、久しくなりて
いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、
あはれなるぞかし。
手馴れし具足なども、心もなくて、
変はらず、久しきいとかなし。
〔徒然草 第二十九段〕


“つれゞなるまゝに…”ですね(笑)
えるぜ





処感 2001年5月


…*物語はファンタジー…* …

at 2001 05/01 13:16


昨日は丸一日…『STAR WARS』に浸って
夢の如き物語を楽しんでいた…。

心の奥底に眠っている冒険への憧れ
旅への誘い…奇想天外な発想..。

意志をしっかりと持った強いヒロイン
お姫サマも闘うのが現代的…。

逞しく、困難に打ち克つ道程が人々の感動
を呼び覚ます…。

悪は善に必ず滅ぼされる…。
光は闇を駆逐する…。

闘う時は毅然と最後まで希望を捨てない…。
…いろんな要素が混ざって
スピード感と存在感の厚さに快く
酔いつつ..
アナキン・スカイウォーカーの
純真さ可愛らしさに…健気さを感じつつ
…堪能した時間だった…・

宇宙へ人の技術が届いても
人の心の正しさと邪悪さの闘いは
どんな時でも一人、一人の中で起き
その闘いに対峙するのは、唯一人、
自分の克己心しかない…。

…そのようなこと…また考えさせてくれた
ファンタジーであった…





…*スミレに聴いて…* …

at 2001 05/02 18:35


うつむき加減に花開くスミレ…
控えめで..辛抱強い..可憐なスミレ

タンポポの長閑さ…自由さ…明るさ
スミレのさり気なさ…健気さ…

色とりどりの花咲き乱れる季節…
スミレも人知れず、道端で咲いてます…。
誰かの目に留まれば…嬉しいスミレです…。

スミレ…私はあなたをみつけると
嬉しいの…。
あぁ〜…今年も咲いてくれた!って…
想うの…。菫…すみれ…スミレ…

あなたの想いも私に聴かせて!
この緑の高原で..爽やかな風に吹かれて
一緒に…お話ししましょう…。

新鮮な美味しい空気をたっぷりと
胸に吸い入れて深呼吸しながら
慌てないで…いいから
焦らなくたっていいのだから..

時間は、ここではゆっくりと流れるから…
心配しないで…大丈夫だから…。

ミントとレモンバームのハーブティー…
用意してお待ちしてますから…






*空間*

at 2001 05/03 20:19


ここは心地良い…高原です
風が渡り…緑がそよぎます…





















































あなたとこの空間を一緒に楽しめたら嬉しい…



*ある日の西行*

at 2001 05/05 12:19


秋:では、不正が罷り通ると..

西:そういうことでもありません。

西:公正か公正でないかは、その立場で
  異なることがあるということですね…

秋:では、本当に正しいことなど
  存在しないと…

西:この世では、そう思い取ったほうが
  いいかもしれません。
  少なくても、その方が
  生きる勇気が出ます。

秋:どうしてでしょうか?私は正しいことが
  世に現れて欲しいと思います。
  仏法とは申しませんが、せめて公正な
  生き方だけは…

西:
この世には人々がいるだけ、
それだけ公正な生き方があるのです。
すべての人は自分は正しく生きていると
思っています。それをどう塩梅し、
より、広い人たちが安堵を得るかが大事です。
羅生門に住む鬼どもでさえそう思っている
のではないでしょうか。

秋:
でも、そう考えなければならないとしたら、
私は何をたよりに生きていったらいいのか
分りません。誰が何をしたって正しいことに
なるわけですから

西:その通りです

秋:では、何をしてもよろしいのでしょうか

西:
いいでしょう。ただし、その際、
正しいことをしていると思ったり、 
そう言ったりすべきではないでしょうね。
むしろそんなものはないと
思い定めるべきですから。
あなたも何が正しいかで苦しんでおられる。

しかしそんなものは初めからないのです。
いや、そんなものは棄てたほうがいいのです。
正しいことなんかできないと思ったほうが
いいかもしれません。

そう思い覚ってこの世を見てごらんなさい。
花と風と光と雲があなたを迎えてくれる。
 
正しいものを求めるから、
正しくないものも生まれてくる。
それをまずお棄てなさい。

    
 
 ※「西行花伝」 序の帖より抜粋
      
藤原秋実
長楽寺歌会にて西行との出会いと問答










*…今日もこうして*

at 2001 05/05 16:19


時間は過ぎ去る…。
誰でも、どんな人でも…共通して
今、時間は過ぎている…。

時間を感じる..それは生きているからこそ
わかること…。感じられること…。

時間の過ぎ去りに唯一抵抗し..
想いや考えを残す手段として…
人は言葉を用い文字を書くことを会得した。
消えてしまう音としての言葉ではなく、
文字がこうして生まれた…。

言葉..。言の葉…。

音楽とはまた違う表現手段…。
「私は、思う」..を伝える手段..。
誰にだろう?

…私以外の人に…伝えたい…。

今日もこうして…。このように…。
言葉を紡ぎ…言葉を探し 
文字に置き換える…。



…*帰結…* …

at 2001 05/08 00:33



種を蒔き水をかけ…肥料を入れ
そうやってやっと芽は出て…

細心の注意を払いつつ育てる時は
神経質なほどに繊細な心配りをする

収穫は…何時になるやら分らないけれど
きっと良い実が成ることを期待して

ワクワクして…子育ても人との関係も
それからマガジンとも接していたい

…頑張った分だけ..帰って来る手応え…

マガジンの読者登録が少しづつ
増えて来ているとか…。

HPの友人が少しづつ増えて来たとか…。

…アハハ、そういうちょっとしたこと
嬉しいと思う…。






FromEruzeMint.mamu

*呼応*

at 2001 05/08 18:13



アクションを起こす…
相手が直ぐに応えてくれる

気持ちの良い遣り取りはその連続が続いて
そして…こちらのマルイ思いをそのまま
マルク受け取り、汲み取り…わかってもらう
『共感』するまでに感応すると…。
人は安心して心を柔らかくすることができる。

裏切られない想いの積み重ねは人を
素直に育てて行くと思う。

ささくれ立つように心が傷だらけの時
いっくら 大丈夫! って言われても
その言葉をそのまま呑み込むことができず
余計に苦しくなること…誰にでもあると思う。

言葉の裏の裏まで深読みする猜疑心は
時と場合により、人生を詰まらなくして
しまうと思う。慎重であることは賢明と
私も思うが、さりとて始めから人を先入観で
色付きの眼鏡で…もっと言うと自分勝手な
思いで脚色して物事を見ない方が良い。

ポワンとフンワリと…水のようにどんな
容器にも従順に順応して収まる…そういう
臨機応変さ。

これからはもっとこういう能力?を持った
方が…生きて行く上で楽しめると思う。
自分の考え・自分の価値観は大切でここは
譲れない!って物も勿論わかるけれど…。

そんなに、頑固に頑ななに…構えるように
対処してないで…四角い頭をまぁるくして
色々試してみれば良い。

答えが一つなんて、誰が決めたの?
無限にあるかもしれないじゃない?
ね…そうでしょう?私…。
そう、あなた。





*瞬時の処置…

at 2001 05/10 12:04


昨日何時ものように買い物へ行った時に
強く印象に残る事件と出遭ってしまった。


レジでごった返している夕暮れ時、皆忙しく動いている
そういう場面で、何処にでも見掛けるような親子連れの
動きが…急変したのである。レジが済み買い物袋に品物を
詰めている時にそれは勃発した..。

小さな男の子が買って貰ったばかりの飴を早く食べたかっ
たのか、口に頬張ろうとしたその時に、その状況を見て
いなかった男の子の父親が後ろからグイッとばかりに
抱き上げてしまったのだ。「あれ?大丈夫かな?」って
思ったその時…。

みるみる男の子の顔が引きつり始めた。
“飴が喉に詰まってしまった!”ということが
分った瞬間…流石に私は血の気が引いてしまった。
急変に気が付いた母親と傍にいたまだやはり幼い
男の子の姉…「どうしたの?!」「何で?」
…と緊張した声が響く..。

幼い姉は母親に「アメ食べようとしてた…」と報告。
父親は 即、男の子を逆さまにして背中を強く
叩く、叩く、叩く 必死で母親も叩く、叩く…
男の子の顔色は変り苦しげなうめき声慌しい
夕方のスーパーの食料品売り場は…その時は
瞬間動きが停まってしまっていた。
お店の責任者も異変に気付き血相を替えて
飛んで来て事情を訊こうとするが、
両親はソレどころでなく…

周囲はただ、ただ、見守るのみ…
固唾を呑むようにその事の推移を
注視していた…。
ただ私は祈っていた。「アメ…出て!」

「ポロリッ!…」大きく叩いた時飴は、
彼の口から出血と共に飛び出した…。
安堵の溜息…弛緩する思いを..その場に居合わせた
人々と分かちあった…。
『良かったネェ〜♪』
みんな思わず声に出て頷いた…。

…良かった。

小さな命…どんな状況があるか、起きるか予想もつかない。
動きを見ていても、親が傍についていても、
ちょっとした隙に事故は起きる。
今回は お菓子を食べる習慣についての躾方などに
ついてご両親は反省を促されたことであろう…。
また、そうでなければ今回の危機…の経験が
生かされないのではないかな…。

何事もなかったようにまた、スーパーの人の流れは
忙しく動き始め私も家路についたが…
重たい、重たい現実を目にして..。
ちょっと疲れた気持ちになった。

事故は偶然起きるけれど、起きる前までにそこ
までに至る伏線が張り巡らされているのだと言う事、
思い知らされたからである。

小さな気の緩み、ちょっとした緊張の緩み…など。
私自身にも常に起きることだからである。
折角作成した原稿の中…ミスのないように
気を付けていても起きるミスタッチ・誤った記載…。
もっと、しっかりとしなくちゃ…
肩をポンと叩かれたようなそんな出来事であった。




…*RIDE ON TIME…* …

at 2001 05/11 14:48


「あの頃」憧れていた「大人」に今度は
私達の世代がなっていること…。
このこと..自覚したいですね。
支えている中心的世代…壮年期です。
 
 『Ride On Time』…です。
この時代、この時流のタイミングを見定めて
果敢にやはり謳いたいものです。

  …。そうです!あなたとご一緒にです♪

=================♪♪♪==================

   ≪ RIDE ON TIME ≫  作詞・作曲 山下 達郎

  青い水平線を今 駆け抜けてく
  研ぎ澄まされた 時の流れ感じて
  オー ときめきへと 動き出す世界は
  忘れかけた 遠い夢の訪れ
  Ride On Time さまよう想いなら
  優しく受け留めて そっと包んで
  オー Ride On Time 心に火をつけて
  あふれる喜びに広がれ Ride On Time

  僕の輝く未来 さあ回り始めて
  うつろな日々も 全て愛に溶けこむ
  オー なんという朝 今すぐ君のもと
  届けに行こう 燃える心迷わず
  Ride On Time 時よ走り出せ
  愛よ光り出せ 目もくらむほど
  オー Ride On Time 心に火をつけて
  飛び立つ魂に送るよ Ride On Time
  
    〜〜〜〜リピート〜〜〜〜

===================♪♪♪==================


※手前味噌でありますが、この曲の歌詞が
大好きなんです*^-^*)ゞテヘヘ
今週号の私のメルマガ
『あなたの知識をもっと高めるマガジン』
第63号(5月8日配信分)
より一部抜粋しました♪ 

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*・・・「小泉内閣メールマガジン」…*

at 2001 05/11 18:30


■まぐまぐニュース より抜粋♪
●コレなら読みたい!第一回小泉首相編!
まぐまぐです。
「小泉内閣メールマガジン」が出ます。
どんなメルマガが出るんだろう?
ということで、創刊を前にして特大アンケー
トを行っています。堅くておもんないと
思われがちな政治メルマガですが、
みなさんはどんなのが読みたいですか?
緊急企画!(^^ゞ

小泉内閣メルマガ投票




*旬の歓び*

at 2001 05/12 22:41


青々としたそら豆…
程好く茹で上げると翡翠色に色付いて
目にも嬉しい旬の味わい…

柔毛が嬉しい枝豆..
まだ旬の走りではあるけれど…
この味も棄て難く…

今夜はこの旬の物とかつおのタタキ…
それから玉子豆腐とグリーンアスパラと
トマトのサラダ..。

ルッコラのコクのある味わいと一緒に
もう、初夏の食卓…。

…今夜は土曜日だし..「エビスビール」
にして…ちょっと贅沢(苦笑)
美味しい食事は…やっぱり幸せ!




FromEruzeMint.mamu




*…行く人 そして 来る人…*

at 2001 05/15 14:19


親しくさせて戴いていた友人のPageが
閉鎖となった…。まさか!と寝耳に水の
事の推移に…驚いたけれど…。

また何処かで再開できる可能性もある!
って無理矢理思い、見送った…。
…いろいろ ありがとうちょっちょさん♪
また、お会いできる日を楽しみにして…
私は私のペースで進みますね…♪
Good Luck♪




…そして、4月になって出会った方..。
急にパッタリとお姿が辿れず心配していた
さぶりなさん…が5月になってHP復帰を
果たした。お帰りなさい!

そして退院おめでとうございます♪
ソロソロとどうぞNetで羽ばたいて下さいね。
どうぞ…ヨロシクお願い致しますm(__)m



…Gaiax内の妖精のような
美麗さんから素晴らしい画像を
プレゼントして戴いている…。
画像置き場用のサイトを持つキッカケを
作って下さった美麗チャン…ありがとう!

これからもどうぞ…ヨロシク♪
本当に感謝です..。いつもありがとう!






*速報*

at 2001 05/15 18:08



皇太子妃雅子様 ご懐妊



    =宮内庁発表=

☆現在ご妊娠3ヶ月☆
☆11月下旬〜12月月上旬にお誕生予定☆
☆引き続き静かにお見守り下さいます
 ようお願い致します☆






*…HP更新中…*

at 2001 05/17 00:16



EruzePageへ来て下さった皆様
また、BBSに書き込みをして下さった皆様
返信が滞り中の失礼をお許し下さいませ
m(__)m

HPの更新をしておりました。
明日からまた平常通りに動き始めます。

…皆様の上にフンワリと素敵な夢が
舞い降りて..安らかな睡眠の時間が
訪れておりますように…♪
お祈り致します。お休みなさいませ..。



・・・*母…*・・・

at 2001 05/17 22:39


今日は昨日と違って気持ちの良い湿気の
少ない日だったので午前中の仕事が終了後
手早く午後の家事を片付けて母の許へ
出掛けて来た..。

近いのに中々逢えないタイミングで
心苦しくも思っていたし..鎌倉のお土産も
手渡したいと思っていたので..思い切って
出掛けた…。

先日の母の日にはいつものように
アレンジフラワーを贈り..
喜んでくれていたようだが、やはり
直接逢えると母は嬉そうにして出迎えて
くれた..。

母は父を亡くし14年…。独りで自適に
過ごして来ている。彼女にはいつも何か
自分の課題があり、楽しむことを見つけて
取り組むことができる人でもある。
…娘の私が密かに尊敬の念を持って
しまう程である。

朗らかで前向き…。ドーンと構えていて
ちょっとやそっとのことではたじろぐ事が
ない気丈さを持ち合わせてもいる…人。

…母はいつものようにお化粧をきちんとして
お菓子やら何やらを用意して待っていて
くれた・・。いつも電話で話しているのに…
やっぱり他愛ない話しはいくらでも続く…。

孫のことが何より気懸かりのようで..
鎌倉のおみやげはことのほか嬉しかったよう
である。孫息子のお土産だからである…。

…短い時間しかいなかったけれど、
玄関廻りなどの掃除をして…帰って来た。

腰を痛めているので…かがむ姿勢が一番
辛いとのこと..。勢い良くデッキブラシで
タイルを磨いて..サァ〜ッと水を流して..
たったそれだけのことなのに..
母は..喜んでくれた..。あぁ〜..歳をとった
のだなぁ〜と思った..。

仏壇に座り父へ挨拶する時に遺影をまじまじ
とみつめ…なんだか切なくなった…。
遺影は『おぉ..!来たか!』と言ってるかの
ように微笑んでいた..。

公務員として…生きた父…。
成田闘争で苦労した父…。
転勤ばかりでも黙々と働き…そして
退職と同時に病に倒れ…まるで殉職する
ように幕を閉じた父…。

叙勲の栄誉…亡くなってしまってから
の知らせは…何だか虚しかった…。
今は亡き小渕敬三元首相がまだ官房長官
だった頃のお話し..である。

昨今の公務員特に警察官の倫理観の体たらく
を知ったらきっと父は苦虫を噛み潰した
ような表情で嘆くであろうな…とも
思う…。

寡黙で読書家だった父の書棚には
今でも司馬遼太郎氏の『翔ぶが如く』が
六法全書と一緒に並んでいる。

今日は行って良かった…。
また、お掃除をしに出掛けよう..
とも思った。






*…『ワーズワース詩集』…*

at 2001 05/18 14:58







?

かつては牧場も森も小川も
大地も、目に映るありとあらゆる光景が
     私にとって
    天上の光に包まれて見えた、
夢の中の栄光と瑞々しさに包まれて見えた。
だが今はかつてとは異なる。
    どちらを向いても
      夜であれ昼であれ
もはや今、かつて見えたものをみることは
できない。

?

虹はかかっては消え
    バラは美しく
    月は歓びとともに
雲ひとつない空を見渡す。
    星の煌く夜の湖は
    美しく澄み渡り、
  日の出は栄光に満ち満ちているが、
  私が赴くところどころであれ
大地から栄光が消え去ってしまったのだ。

?

いま、鳥は歓びの歌を囀り
  小羊は跳びはねる
    小太鼓の音にあわせたかに。
ただ私だけは、悲しみにくれていたが、
自宜を得た歌のことばが悲しみを和らげ、
    私は再び力を得た。
懸崖を落ちる滝は歓喜の音を奏で、
もはや私の悲しみがこの歓びの季節を
損なうことはない。
私には聞こえる、木霊が山々に群れ、
微睡(まどろみ)の野から風が私を
訪(おとな)い、
    全世界が陽気にはしゃいでいる。

     陸も海も
   陽気さに身を任せ、
    五月の心をもって、
   すべての獣が憩い
    歓びの子たる牧童は
私のまわりで叫ぶ、幸せな牧童よ、
声を聞かせておくれ。

?

祝福された生きとし生けるものよ、私は聞いたよ、
 君たちがお互い呼び合うのを。私の目にも
大空が歓喜する君たちとともに笑いさざめく
のが見える。
 私の心も君たちの祝祭に加わり、
   私の頭には祭りの花の冠がかけられ、
満ち溢れた君たちの歓びを感ずる、心から感ずる。
 何という不幸、もしも私が打ち沈むなら、
 大地が着飾る
   この五月の朝に、
 子どもたちが
   あちらでもこちらでも
 谷間という谷間で

  瑞々しい花を摘むいま。陽射しは暖かく、
幼子が母親の腕のなかで伸び上がるいま。
 私にはたしかに聞こえる、歓びとともに聞こえる、
 だのに、数多い木々のなかに一本の木と、
私の目に映る一つの野原とがあって、
ともに消え去ったものについて語るのだ。
 足もとのパンジーが
 繰り返すのも同じ話__
あの幻の囁きはいまいずこに、
あの栄光と夢はいまいずこに。

?

人の誕生はただの眠りと忘却。
生まれ出る魂は命の星、
   一度は没した星、
       遥かかなたから渡り来た星。
   忘れ去りもせず、
   露わな裸身でもなく、
栄光の雲を棚引かせて生まれ出るわわれの
   ふるさとは神、
幼子を包み込む天上。
牢獄の影が垂れ込めるのは
   育ち行く少年、
     それでも少年は
栄光の光とそれがいすこから射すかを知り
   嬉々として光を見る。
若者となると、ひび、東から遠ざる
   旅を強いられるが、いまだ自然の司祭であり、
   光り輝く光景に
   道すがら伴われている。
遂に大人ともなれば、栄光の光は失せ
日々の光の中に融け入る。

?

大地はみずからの喜びで膝の上を満たし、
大地は特有の願い、
母親のような心、
     相応の目的をもって、
     育ての親として最善を尽くして
里子として住まう人間に
     忘れさせてしまう、過去の栄光と
かつては巣なった天上の宮殿のことを。



*『ワーズワース詩集』より*
  

〔7〕幼少時の回想から受ける
   霊魂不滅の啓示より…

    ?・?・?・?・?・?抜粋









*…アイスクリーム占い*

at 2001 05/20 12:07

ここから飛べます☆

コラソンさんのBBSにてこの季節に
ぴったりの楽しい占いのご紹介がありました!
暑い季節ですから…気持ちだけでも
涼しくなれそうです。やってみてね♪

※ちなみに私は…コーラでした(^o^)

●性格:スキッとさわやか!
どんな場面でも衝動より理性が働く、クールな知性派コーラくん。
どんなピンチになっても、「まずは考えてみよう」と冷静に取り組みます。慌てず騒がずの精神なので、感情や欲求がむき出しになることもめったにありません。
人と意見が食い違えば、相手の意見をのらりくらりとやり過ごし、逆にコーラくんのリズムに相手を巻き込んでいきます。
時にプライドが高くなったり、視野が狭くなるといった傾向に陥りやすいので、もうすこし柔軟性を持つようにしましょう。

●恋愛:いい人なんだよねぇ…
コーラくんは恋愛に対してはかなりオクテ。意思表示が苦手なので、自分から思いを打ち明けることも、態度で伝えることも一大決心。
好きな人と恋愛関係になると、どんなに振りまわされてもそれほど苦にならない、けな気なタイプ。相手が遅刻して、どんなウソっぽい言い訳をされても許してしまいます。
そんなコーラくんの忍耐強さは見事なもの。
ただ、ひたすら自分の思い込みを実行しようとするので、相手の希望とコーラくんの献身的な行動が一致せず、ギクシャクすることが多発しそう。

●マネー:趣味は貯金?
贅沢な生活が苦手なコーラくん。お金もよく考えてから遣います。収入を計算してきっちり計画を立ててやりくりできるので、財を成すことは簡単。
ところが、時として無茶苦茶な遣い方をすることがあるので、クレジットカードをたくさん持ち歩くのはやめましょう。

●仕事:男はガテンだっ!
根気があって物事にコツコツと取り組めるコーラくんの持ち味を生かすことができる仕事は、建設や土木関係。未知の分野に興味があり、チャレンジ精神旺盛のコーラくん。
とりあえず車輛誘導などから、スタートしてみては。
逆に女性を相手にするエステティックサロンや美容院などは、良い結果を招くことがないのでやめましょう。


ラッキーナンバー:12、0、3
アンラッキーナンバー:6、9、10
ラッキーカラー:緑、グレー、シルバー
アンラッキーカラー:赤、ゴールド、黒
ラッキー方位:北、東、東南東
アンラッキー方位:南、南南東、南南西
ラッキージュエリー:サファイヤ、エメラルド、パール
アンラッキージュエリー:ガーネット、トパーズ、ゴールド
 
 




*…私のささやかな願い…*

at 2001 05/22 13:04


広い、広大な宇宙は遥か彼方まで続き…
何処から始まり、何処まで続くのか…
とっても小さな私には理解は不能なのだけれど

ふと足元を見詰めると…私の足..。
大地の上に立って踏みしめて..地球の上に
立っている…。そういうつもりになっている。

しかし…その大地は漆黒の光もない
大きな広い宇宙の真空の中で…
ポッカリと浮遊し自転している
小さな小さな惑星に過ぎないのだ…。
水と空気がバランス良く定着し…

その小さな惑星に溢れる程の命が
犇めきあい それぞれの種の中で
生命活動を活発に繰り返し今まで来ている…。


「私」…その内面..その心の中は…
宇宙にも負けるとも劣らない…不思議だらけ
かもしれない…

一人の人を理解することは…
さながら宇宙の不思議を探索し探求する
手応えの無さにも似ている。
私は「あなたは誰?」というソフィーの
問い掛けに「私は○○である。」と
明確に答えることが今だに出来ず..
ずっと宿題を抱えているような気分で
実は過ごして来てもいる…。

人一人の命の重味は地球一つに値する…
という比喩・譬えをされる通り…。
一人の人は実は、この広い宇宙の中でも
たった独りしかいない..存在なのだ。

人の心をそのまま原寸大で理解することの
困難さを…感じつつ、それでも私は
困難であってもその探求をやめるつもりは
全くない…。

絶えず湧き上がる疑問、不思議…の数々…

『パンドラの箱』の中身を点検するが如く
宇宙への憧れと畏怖の念を持ちつつ
人への尽きない関心を…たゆまず持ち続けて
いつか、『あなたは誰?』の答えを…
掴んでみたい…。

今は、それだけ…が願いとなっている…。





*…一つの判断…*

at 2001 05/24 18:20


昨夕になって、画期的な一つの判断が日本中
を駆け巡り静かな…それもジワジワと心に
沁み入る感動も一緒に広がったと思う。

『ハンセン病訴訟 控訴断念』
この超・法規的英断は…小泉内閣発足以来
もしかしたら…初めての実績に残る判断に
なると思われる。

ハンセン病というだけで不当な差別を
強いられていた患者さんの今までの時間を思う
と、遅いっっ!…とは思うけれど..。

それでも元患者さんは、この報を受けて
身体全身で歓びを表し…感涙にむせんで
おられていて、その深い想いを察することが
でき私も内面から感動を覚えた。
無念の死を迎えられた多くの患者さん…
の上にも是非この報が届き…
安らかな眠りが訪れて欲しいとも思った。
支えて来られた周囲の関係者の方々もさぞ
お喜びのことと察する…。

今までの前例・判例に縛れてこの判断を法曹会
では恐らく下すことができないことでも
あったと思われるが…政治家は出来るのだ。

国民感情に沿った血の通う政治的判断は歓迎
したいと私も思う。

…ただし。これは、例外中の例外であると
いうことは憶えていなくてはならないとも
思う。

平衡のとれた判断ということ…。
これはどちらにも傾いていてはいけないこと
だからである。

国民感情に一々迎合する内閣などを
多くの国民も期待などはしていない…。
あらゆる叡智を集め、冷静に分析し
この国の行く末をマクロ的視野で見通す
ことの出来る透徹したセンスを望んでいるのだから。


「おそれず、ひるまず、とらわれず…」
 
 小泉内閣のキーワード通りに…
 粛々と進んでもらいたい!

また、私達、一人、一人もやはり自分の
狭い価値観に固執せず、囚われず柔軟な身の
こなしを生きて行く上で身につけて行きたい
ものだと希望する…。

本当に大切なことを…見失ってしまっては
いけない…。本当に大切なことは何かを
考えて行動する…。
そういうワン・クッションが欲しい…。
急いては事を仕損じる…。

全体を俯瞰し…それから決断しても
いいのではないかしら…。

いつも書くけれど…
答えが一つの時とそうでない時が
あるのだから…。
白か黒かと迫るより違いを認める器を
持ちたいものだ…。
私、そして…あなた。

もっともルールや約束は遵守すること。
これはそれ以前の常識ではないかと
私は思う。どうだろうか?

赤信号を無茶して渡れば、交通事故に遭う
可能性が多くなるよね?

寒いにの無理して伊達の薄着でいれば
風邪を引く可能性が増すよね…?(笑)

どうだろう?違うかな?
あなたはどう、考える?











*・・もっと・・*

at 2001 05/26 22:56 編集




もっと透明に…もっと透明な

もっと清冽な…もっと清冽に

もっと…深淵を もっと掘り下げて

もっと…そしてもっと…

もっと..





*・・にくきもの・・*

at 2001 05/27 07:18


にくきもの、いそぐ事あるをりにきて
ながごとするまろうど。あなずりやすき人
ならば、「後に」とてもやりつべけれど、
さすがに心はづかしき人、いとにくくむつかし。
すずりに髪の入りてすられたる。
また、墨の中に、石のきしきしときしみ鳴りたる。

物うらやみし、身のうへなげき、
人のうへいひ、つゆちりのこともゆかしがり、
きかまほしうして、いひしらせぬをば怨じ、
そしり、また、わづかに聞きえたることをば
我もとよりしりたることのやうに、こと人に
もかたりしらぶるもいとにくし。

いままゐりのさしこえて、物しり顔にをしへ
やうなる事いひ、うしろみたる、いとにくし。

  「枕草子」(清少納言)より抜粋

  

   
※ とかくこの世は住み難い…
  平安の頃から人の世はさして変わらず
  …のようでほろ苦い稿。きっと読む人
  それぞれがハッとさせらるような記述
  と…取り上げてみた…。
  
  筆者である清少納言もまさか自分の
  メモのようなこの草子が一般の人の
  目に触れてしまうとは思いも寄らず
  に書いていただろうから..歯に衣着せぬ
  辛辣さで…率直に記述している…。
  その鋭い感覚は小気味良い程!(笑)

  時を経て..21世紀の現代でも…
  雅な平安の世のでも、人の心の動きに
  さほどの違いは見られず趣深く感ずる。
   
    
…これもまた…いと、をかし…である。 
(苦笑)









*・・・「小泉内閣メールマガジン」?…*

at 2001 05/29 12:50


いやー゜。(*^▽^*)ゞ
これは面白い!(爆笑)
あなたも是非…ご高覧下さいね♪
(((((((*^o^*)(o^_^o)))))))))


小泉内閣メールマガジン創刊準備号掲載
(登録は6月9日(土)より開始)






・・・*光と闇*・・・

at 2001 05/30 16:29


一筋の光はそのまま直進して彼方へと
ただ、ただ留まることも知らずにひたすらに
進んでゆくだけ…

光の通ったその道は一瞬光り輝いてまた
漆黒の闇..に覆われて鎮まりかえる…

光の登場はいつも何かの始まりの合図でもある
闇はすべてを覆い包み隠してしまうけれど

光が出現した時、そのホンの一瞬間のみ
白日のもと全てが露わになる
あまりに目に余るその実態…

目にした人が石になってしまう
『メドウサの首』の如く見たくないものが
その闇の奥深くには潜んでいるのだ…

見なくても過ぎるのだ、その光の直進の時
目を叛けていればそれで済むのだ…
…でも、しかし..である。

見なければならない現実は…
どんなに辛くても目に入れなくては
前進は望めないのだ..

知らない振りをして避けていても
何の解決にもなりはしないのだから…。

勇気を持ってみつめてみよう..
影と闇の中に蠢く…その実態を見極めてみよう


臆病者は誰?
…まさか、あなたではないわね…。



FromEruze Mint.mamu





…*夏はよる…* …

at 2001 05/31 18:15









★枕草子より 清少納言★ 

今日は“春はあけぼの…”の時と同じように
“夏はよる”をいつも親しくさせて
戴いているHPの友人の皆様へお届けしていた..。

あの頃いらした方へ今回お届けできない
…この現実…。
時間の過ぎる早さを今更ながら実感しつつ
また夏の季節もできたら、忖度ない活発な
かつユーモアとキラリと光るセンスを
皆様から吸収させて戴きたく存知ます。

…引き続き、エルゼPage&マムPage…。
よろしくお願い申し上げます…m(__)m

お互いに築き上げることができる
会話と対話を目標に楽しく伸びやかに…
と希望しております。
笑う門には福来る…です。ね。



FromEruze Mint.mamu